ちょっと極端な記述もあり?
★★★☆☆
初めての育児で、わからないことだらけ。特に子供が風邪をひいたときなど、一日中心配で仕方なかった私。
少しでもこれを読んだら楽観的になれるかもと手にしました。
確かに病気についてはほかの育児書とは比べ物にならないほど詳しく、そして親を安心させてくれる記述が多く、
これからとても役立ちそうです。
しかし、暮らし編での予防接種の箇所を読むと、”予防接種は基本的にすべて受けさせないほうがいい”などと
書かれており、ものすごく極端だなあ、という印象を受けました。
あとなんとなくですが、病気・暮らし編ともに、ちょっと内容に古さを感じたのは私だけでしょうか。
完璧な育児書はないので、合う合わないがあるのは仕方ないですね。
病気編は私のバイブルです
★★★★★
私はこの本の著者の一人でいらっしゃる山田先生を主治医に持つことのできた非常に幸運な家族の母親です。アメリカで子供を産み、日本では考えられないほど発達したインフォームドコンセプトに支えられた「患者が選ぶ治療」(アメリカの場合は保険会社が決めるという方が正しいかもしれませんが)の最前線を経験し帰国した私には、山田先生のおっしゃることは全てが目から鱗の連続でした。子供が熱を出すたびに下痢をするたびに夜中でもERへ走っていたアメリカでの日々が嘘のように、「子供は熱をだすものぅ」「子供の咳は殆どが鼻水の咳ぃ」と気楽に過ごしています。それでも先生の本を(私は大変失礼ながら自宅のトイレにこの本を置いており、座ると開くという癖をつけながら、気の向いた頁をめくっています)読んでいたおかげで、「いつもと違う熱(発疹を伴う熱)」や「いつもと違う様子の咳」に気づくことができ、SSSSやマイコプラズマ肺炎にも早期対応ができました。先生の本を読むと、「共存」という言葉がいつも頭に浮かびます。箇条書きでもう少し系統だてた形にまとまっていれば読みやすいという意見を見て、なるほど、と思いましたが、私自身は時折先生の主観や経験も混じったこの語り部調子に深く癒されています。しかしそれもこれも子供が健康でいられるから思うことなのかもしれませんね。
生活編が、家の中に見当たりません。。。誰か持って行っちゃったかな?
あったら便利だと思います。
★★★★★
初めての育児で何もわからない私にとっては頼りがいのある一冊です。
母から妊娠したお祝いでもらいました。
分厚いですが、索引も細かく分かれているため調べやすいです。
病気編は、丁寧かつ冷静に書かれており、必要な情報を探すには便利です。
暮らし編は、非常にあっけらかんとしており、考えすぎなくていいんだということを
教えてくれます。現実的で突き放すような感じの文章に癖があるので向き、不向きがあると思いますが、子供を一人の人間として扱う姿勢を感じ、私は逆に安心しました。
他の方も書かれていますが
★★★☆☆
他の方が書かれている感想と重複する部分が多いのですが。
「病気編」、書かれている山田先生の人となりが感じられる、とても愛情にあふれた文章です。
読んでいて病気は恐れるものではない、きちんとポイントを押さえておけば良いのだ、ということを
確認させてくれます。
ただ、内容を予め頭からすべて読んでおかないと、必要なものだけ情報を引き出そうとした時に
「ここは前に述べてありますが」といった文章にあたってから慌ててしまうことがあります。
また、各病気に関してもう少し簡潔に箇条書き等で、潜伏期間、症状、家庭内での処置、一般に
処方される薬などを明記しておいてもらえてたらと思いました。
そして「暮らし編」。
実はまだ妊娠・出産期から始まって、生後1週間のところまでしか読んでいません。
読んでいて辛くなります。子供を産み、育てるということに夢や希望を持たせてくれません。
確かに子供を育てることは夢物語ではありません。辛いことや困難なこと、自己嫌悪、その他いろいろなことに常にぶつかります。
でも「ああ、やっぱり子供がいて良かった」と思わせられるところが子供を育てていて報われる
ところです。ところがそういったことがあるのだということを「暮らし編」は感じさせてくれません。
きっと多くの人はこれから誕生する新しい命のためにとこの本を購入されることと思います。
もしその新しい命が初めてのものであるなら、この本は購入しない方が良いと思います。
その方たちは「シアーズ博士夫妻のベビーブック」を購入してください。
こちらはアメリカの小児科医が書かれたものなので、医療制度や処方される薬、かかる病気等違いは
ありますが、妊娠・出産・育児全般の参考書としてはこれ以上のものはないと思います。
読んで「早くこの新しい命に会いたい!」と思うこと間違いなしです。
それから「乳房のふくませかた」や「母乳のしぼりかた」といった説明について絵が書いてあるのですが、
これが可愛らしさ優先の絵でまったく実用性がありません。
初めての人には皆目見当がつかないのではないでしょうか。「事典」なのですから、もっと掘り下げたものにして欲しかったです。
なので、「暮らし編」に星0で、「病気編」に星3つ
選んで良かったと思います
★★★★★
暮らし・病気の二編からなっていて使いやすいです。体調に問題があるなら病気編を見ればいいし、子供の生活全般で不安や疑問があるなら暮らし編を見ればいいようにできています。
私は初産で(しかも高齢出産!!)毎日心配ばかりですがこの二冊は重宝してますよ〜。
とくに暮らし編が役立ってます。
育児が教科書通りには行かないものだということを教えつつ外してはいけないポイントが丁寧に書かれていて、初めての子育ての緊張がほぐれます。
イラストも可愛くて楽しいし。
おぷこの本棚
★★★★★
なるべくナチュラルな生活を送りたい、そんなパパ・ママに最適な育児辞典です。私は、歯磨きのことなどとても参考になりました。
勘太の絵本
★★★★★
164万部のロングセラー『育児の百科』の岩波書店がおくる、育児書の新しい定番!
子どもの育ちに合わせ、きめ細やかに書かれている「暮らし編」、からだのことがトータルにわかる。
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