『書き出し力』10分で脳内アイデアを行動へと導くアクティブツール: ~マインドマップ指南書~
価格: ¥0
マインドマップは、実は、ながめるものではなく、書き出してみるものです。
マインドマップに出会ってから自ら体験した多くの『あるあるNG事例』から「マインドマップの事始め」として綴っています。
出会いは偶然でなく当然として起こるのですが、どんな風に出会って、行動するかで違った世界が広がっていきます。
あなたの脳内で起こっている『イメージと連想』を『見える化』してあげるシンプルなツールと出会うことで、充実した時間を得ることにつながることでしょう。
はじめに
1章 新しい世界
あの場があったから
その読み方っておかしい!
その言葉知ってる!!
確認すると大阪開催はしばらくない
そこで出会いが大きかったのです
持ち帰ったものの
トニー・ブザンが日本にやって来る
ああ、バッティングしている
トニー・ブザン氏の肉声を聞きました
マインドマップもどき
第2章 マインドマップ・インストラクターへの道
再びマインドマップ・インストラクターの募集がある
BLI(ブザン・ライセンス・インストラクター)2期のメンバーと
ブザン公認マインドマップ・インストラクターになったものの
ホームページの開設
藤山寛美のように
第3章.マインドマップ講座で伝えたいこと
マインドマップって時間がかかる?!
マインドマップの完成品を見ています。
対面ライブで何が起こる
第4章 マインドマップのかき方
要素はこれだけです
用紙
絵が苦手なんです
枝
ワード
マインドマップの目的とは
構造化
5章 マインドマップの活用範囲
双方向活用
思考の軌跡
さらに一歩進み出すために
おわりに
紹介ページ
書籍について
掲載されているもの
動画の紹介
学びの場について
プロフィール
はじめに
『マインドマップ』という言葉は、かなり多くの方が知ってくださるようになりました。私は、トニー・ブザン氏が開発してマインドマップを更に多くの方にどのような使い方があるのかを手軽に知っていただきたいと思い、このような形で見える化しようと決めました。見える化の方法は、今や動画という方法もありますが、文字情報として伝えることが、ぴったりの方もいらっしゃると思ったからです。
人は、様々な伝達手段を使っています。1つは外に発信することです。もう一つは自分の中に発信しているということです。
外向け発信の中では、「音」があります。
赤ちゃんとしてこの世に最初の存在として自発呼吸をする産声の「オギャー」だなあと思います。
その声を出すことができない状況である時、なんとか出せるように助産師さんや産婦人科医師が応援をしてくれます。
その後、お腹がすいた。おしめが濡れた。調子が悪い。などなどは、泣き声で表現します。
さらに、少しずつ発声をして、喃語から言葉へと世界が広がっていきます。
次に「シンボル化」があったように思います。
手を使って、柔らかなクレヨンなどを使って書くということが始まりました。
新しいツールを手に入れ、模倣から文字情報を習得していきます。
そして、「くも」という言葉が空に浮かぶ「雲」なのか、刺されると痛い「蜘蛛」なのかを
識別していきました。
文字とイメージがあることで、より鮮明にそのものを認識できるようになっていきました。
視覚機能を使って、動くものも認識できるようになっていきました。
動画は、大変便利ですが、能動的でじっと見ているだけでは、窮屈な感じを受けたりする方もいます。
そのためか、動画は、編集して不要な間を取り除いてシンプルにして提供されているように思います。
それでも、時間を短縮しようと思えば、1.2倍、1.5倍、2倍速にして見てしまいませんか?
実際のところ、私は、動画をそんな風に見ることも多いです。(せっかちなのかもしれませんね。)
また、ちょっと戻ってみたい時には、微調整が難しかったりして、さらに時間を取られてしまうこともありますね。
今回のこの情報は、ササッっとみて、そういうものなんだ。サクサク読んでいただければと思って作成しました。
それと同時に一般の書籍には、カラーページを入れることは、結構大変なことなので、電子書籍媒体を活用しました。
もうひとつの発信の方法ですが、ご自分の中に対しては、こんなことが起こっていませんか。
様々な考えがあって、「ああして、こうして、そして・・あれをして、それから・・・した方がいいかなあ。そうすると上手くいくんじゃないかなあ。」と声には出さないですが、頭の中でつぶやいている状況です。
あるいは、イメージで、「あの四つ辻の先の大きなたこ焼きの看板がある隣の建物に行って、あったかいロイヤルミルクティを飲みながら先日のあの書類に目を通してそれから・・・・
さらに、あの時のゆったりとしたあの安堵した感じになってちょっと嬉しかったなあ。
途中でちょっとなじみのない香りが、気になったなあ。
でもあの場での暖かいワクワクした感覚をもう一度味わいたいと思うんだけれど・・・・」
などなどと全てご自分の中で完結してしまう状況があります
これら、2つの伝達方法は、周囲に支えられながら一つ一つ獲得してきました。
なんだかの事情で、習得の時期がずれることもあったかもしれませんが、幼い頃から様々な情報獲得する方法を得てきて、それをベースに、学校教育を過ごして来ています。
ここで、質問です。
『あなたは、ノートの取り方をどのように学ばれましたか?』
私の経験は、視写(板書を写す)を小学校の時に体験してきたと記憶しています。
その後も板書をきっちりと書く事を強いられていたように思います。(綺麗なノート、丁寧に書くこと、図や色チョークで書かれたものを真似る)
中学校時代は、教科ごとに指示されて書いていたような記憶があります。
高校時代は、科目によって、板書は見出しだけであとは、口頭という先生も出てきて全部書き取ろうとして難儀したこともありました。
大学時代は、一般教養は、ルーズリーフに書いたり、本に書き込んだりしていたように記憶しています。専門はプロセスを残すことが必要だったので、様々な書き込みをしながら独自のノートになっていました。
いつ効果的なノート法を知ることになったのかと振り返ると随分遅かったように思います。
社会に出てから違った分野の人や専門分野に従事している人のメモ書きやカード、付箋の使い方を観察するようになり試し出すことになりました。
どうして、ノートに書くのでしょう?
ノートが覚えるわけではありませんね。
ノートに書くことで脳内を整理して、そこにあるアイデアを実際の次のステップに活かすからこそアクティブなノートになっていくことになります。
今回は、たくさんある方法の中で、便利で記憶に残り、次の行動を後押しするノート法としてご紹介したいと思い、ここに書き綴ることになりました。