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心の野球―超効率的努力のススメ

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 幻冬舎
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感謝の心、そして大局観、諦念 ★★★★★
 私は、巨人ファンではない。現役時代の桑田真澄選手にも決していい印象は持っていなかった。しかし、この本を読んで桑田選手に対する印象は変わった。
 ここに書かれている言葉は、桑田選手の本来の言葉であるように思われる(他の多くのスポーツ選手の本が多くはゴーストライターが書いたものである)。そして、その言葉の多くは洗練され、老師のような、一つの道を極めたものの悟りの言葉がならんでいた。
 私はスポーツとは、全く関係のない分野で働いているが、そして多くの人生指南書、成功哲学の本を読んできた人間であるが、それら比しても遜色のない人生の指南書であると言える。座右の書。
これぞ、日本のプロフェッショナル ★★★★★
単に野球の話にとどまらず、一つのことに長年打ち込むことで、
野球の技術を超えて、心を磨いてきた男性の物語です。
「野球道」ともいうべき、日本人らしいプロフェッショナルの姿だと思います。

ただ、桑田氏が他の多くの職人的プロフェッショナルと違うのは、
根性論的な「努力のための努力」を明確に否定していることです。
長く働いた人が偉い、といった風潮がまだまだ残る日本社会にあって、
努力の質を問うことはとても勇気のいることですし、
桑田氏自身、現役時代、自分の信念を貫くことで周囲と衝突してきました。

「超効率的」というタイトルからは、楽をするイメージが浮かびますが、
桑田氏のいう努力は、少年野球の指導者が求めがちな非合理的な努力ではなく、
なぜその練習をするのかを自分自身の頭で考え、集中して行う努力であり、
限られた人生の時間を大事にするものです。

ワークライフバランスを実現しつつ、グローバルな競争を戦う
これからの日本社会に必要なのは、まさにこうした努力ではないでしょうか。
【超お勧め!!桑田大投手の苦労・努力の奇跡】 ★★★★★
一言:成功の神様は、日々努力している人に降りてくるものだ

*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■努力の大切さ
努力がどこで発揮されたのかは、神のみぞ知るところです。
人が見ていないところでも、批判されようとも努力をする、
その努力が、いざと言うときに最大限に発揮ときがあります。

桑田さんは、PL学園のときの感じたそうです。
人がみていないところで掃除をし、シャドウピッチングをし、
時間を守り、規律を守り、その積み重ねが
野球をうまくするわけではありませんが、
そのおかけのせいか、前回までぼろぼろに打たれた桑田さんが、
ナイスピッチングをし甲子園へとつながるのです。

人の見えないところでの努力により、
運とツキと縁を貯金できるのだなとつくづく思い知らされました。


大学入ったら勉強しない、社会人になったら勉強しない人
多いですよね。
でも、プロに入団して「プロに入ったからもう練習しなくていいや」
と言う人はいませんよね。

結果はすぐでません。ゆっくりゆっくり、日々の努力の積み重ねで出てきます。
その過程で、成功の一歩手前に来ているのに、あきらめたら
その夢は壊れるし、成功できなくなってしまいます。

日々あきらめない、努力の必要性をしみじみ理解できました。

■自分だけ怪我しないと思いがち
自分だけ影響をうけず、普通に暮らせるなんてことはありません。
それは、自然の影響かもしれないし、仕事上しかたないことかもしれません。
失敗をしないはずがありません。
命だって永遠ではありません。

なにかしら、自分の思い通りに動けないときが来ます。
我慢の時期があります。

この時期に腐るのか、腐らず未来を信じ、
「今のがんばりが未来を作る」と本気で信じて
手を抜かずがんばるのか

それであとあと人生が楽しくなるか、つまらなくなるか分かれてくるはずです。

自分の人生は桑田さんと比べるとたいしたことないかもしれません。

前職では、思い通りに人を動かし、仕事を進め、何不自由がありませんでした。
ベテランだったからかもしれません。
部下・上司はがまんしていたのかもしれません。
それが、今の私にはわかります。

今の私は昔いた人からみれば、ベテランではありません。
ひよっこです。
だからこそ、何言ってもなかなか通らないし、
自分の真の力を知りません。

それでも言いと思います。自分は自分ですから。

ここで、腐ってはいけません。
支えてくれる人がいるのですから。
その人たちにあとで顔向けできないし、
後になって「なぜあの時踏ん張ってがんばらなかったのか」
と絶対に後悔しますから。

他人の意見を聞いて失敗して、その責任を
他人は絶対にとりませんから。

だからこそ、自分の責任で、自分の思うように動くしかありません。
日々の努力の積み重ねで。

今は思えませんが、あとになれば必ず
「あのぬるま湯から脱して、転職して今の仕事をして
 よかった」
と思えるときが必ずくるはずです。

■乗り越えられない試練は与えられない
「私の考えは間違っていない」
自分もそうだけど、人間はみな自分が一番かわいいです。
間違いありません。
だから、人を利用したり、突然手のひらを返したりということがあります。
(P55)

桑田さんはこの、先生のおかげで中学校3年生の3学期に転校を
よぎなくされました・・・。
※詳しくはP54みてください。壮絶です・・・。

これを「いい勉強をさせてもらった」と思えるか
で感情が変わります。
人への期待がなくなり、不満が消えます。
人への恨みも消えます。
自分の人生に活かすことを考えることができます。

はなからできないとあきらめるのは情けないし、
あとでよぼよぼになって行動できないときに後悔しても
人生悔いだけが残ります。

だから、私はこうやって目の色を変えて、
本を読み、ブログを書き、今までお世話になって人に
いろいろ声をかけ、話を聴いたり過去の自分について
教えてもらったり、ヒントをもらったり・・・。

今やるべきことをやれば、必ず楽しい生活が待っているはずです。

今日も、前職でお世話になった方とランチしました!

また、この試練を耐えられれば、次にこれ以下の試練(でも苦しい)
がきても、「あのとき絶えられたのだから平気」と思えます。

■スランプ
スランプは成功の一歩手前です。
しかし、がんばってもがんばっても成果が見えず、
あきらめたくなるものです。

その場合、結果にこだわらず、
視野を広げたり、努力を続けることが必要です。
私でいうと、ビジネス書だけ読まないで、
セミナーだけ参加せず、
前職の人と積極的に話しに行く、
著者と個人的に話しに行く、
という直接的な行動を大事にしています。

これは結果に直結しませんが、
いずれくる時期の私に必要な経験だと思い
楽しんでいます。

この努力がいずれ、結果としてついてくるものです。

「結果は追うと逃げる、追わないとついてくる」

■苦難
上ばかり見るから、上ばかり・前進ばかり求められるから苦しいのです。
たまには、回り道ではないですが、周りを見ることで、
自分がいかに恵まれているかに気づきます。

こんなちゃらんぽらんな私でも正社員として雇ってくれる
会社があるだけでも、幸せなことです。

自分の考えひとつで見え方が変わります。

電車ひとつそうです。
時間通りきて「当然」と思うか「時間通り来てくれてありがとう」
と思うかで、見え方が変わります。

たいていは、当然と思うでしょうね・・・。

自分にはなかなか思えないのですが
(P73)「自分の思い通りに行くことなどめったにないから楽しむことができる。
     怪我があったからこそ、大きくなれたし、怪我した選手の気持ちもわかった。」
と桑田さんは言っています。

私も、今の生活に苦労することで、
同じ境遇の人たちの気持ちがわかりました。
それにより、二度と同じ状況の人をつくりたくない、
作らないためにはどうしたらよいか考えられるようになりました。

P76の話も壮絶です・・・。

「プラスの中にはマイナスが含まれている」
「幸せの中には辛いが含まれている」※これは私が加えました


世の中プラスマイナスゼロの法則が成り立つのです。
苦労した分だけ楽しい生活が待っているのです。

困難が有るから有り難い人生なのです。
困難が無かったら無難な人生でつまらないのです。
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まだ、この内容で前半です。

それだけおくが深く、そしてすばらしい内容でした。
実績もあり、考えも深く、そして大学院首席と輝かしい結果の裏に、
壮絶な辛い経験をされていました。

私は絶頂のスピードもあり変化球もある桑田さん、
そし
古き良き美学 ★★★★☆
感謝、謙虚、天命…。

失われた日本人の美学がここにあります。
桑田さんというのは、きわめて立派な記録を残されていますが、
プロの中ではずば抜けているわけではない。
しかし、なぜかほかの一流の選手以上に惹かれてしまう面がありますが、
その美学が魅力を形成しているのでしょうか。

生活のすべてが野球のため、というのが野球のプロフェッショナルだと
言っており、これもまた古き良きプロフェッショナリズムだろうと思います。

現代では失われつつある美学がここにあります。
それは、今の若者は…と片付けるのは簡単ですが、
一方で見方を変えれば時代の変化であり、価値観の変化であるとも考えられます。
当然、良いものは時代を超えても良い、という考えもあるでしょう。

私は現代において、人としてどうあるべきか、そんなことを考えさせられる本でした。
根性論が嫌いな方、オススメです。 ★★★★☆
野球に関しては小学校の頃に友達と遊んだ程度の素人です。プロ野球も見ません。

ネットで桑田さんの根性野球否定論を読んで、興味が湧いたので本書を買いました。
(そういう方が意外と多いのではないでしょうか)
結果から言うと、予想通りの内容で、根性論否定論者の私の考えを
後押しされたようなすっきりした読後感があります。

ただ、桑田さんは決して「気合いと根性が無意味」だとは言っていません。
それを養う方法が理にかなっていないこと、また気合いと根性だけで
すべてを乗り切ることはできないこと、を理論的に説明しているだけです。

これは私のような「巨人の星」の野球観しか持たない素人には意外でした。
他のスポーツと比べて、非常にインテリジェンスが必要なのだと感じました。

でも、テレビの野球解説者や、コメンテーター、そして一部の「教えるスキル」の
欠如した少年野球の監督を見ると、正直、インテリジェンスらしきものは
感じられませんし、きっと同じように桑田さんも思って本書を書いたのでしょう。

いろんな意味で、読む人を選ぶような気がします。
NorthRedWing ★★★★★
何ごとにも意味を求め一歩一歩着実に進む。「桑田道」ができあがる理由がこの本を読むと分かります。
ファンになってしまいました ★★★★★
努力の大切さ
その努力は、ただがむしゃらに
根性だけでやるのではない・・・。

スポーツをする人だけでなく
社会人にも通用する話がいろいろありました。
息子にも早速薦め一気に読破。
親子で桑田さんのファンになってしまいました。