経済評論家の勝間和代さんが絶賛と書いてある帯に引かれて買いました。

著者は、元モデルで食医学に精通している訳ではないのですが、様々な文献から引用されています。
日本で出版されている健康本より、わかりやすく読みやすいです（アネゴ調口調なので）。
文字も明朝ではなく、ゴシックで親しみやすい感じです。

アメリカ牛肉や乳製品の危険性を指摘しています。
読んだ後は、アメリカ牛肉は買えなくなります。

怖い食べ物の事実、メニューレシピ、巻末に成分表チェックリストがあり、
健康に気を使っている人なら、お気に入りの一冊になると思います。

アメリカ的食生活の危険性の指摘は今に始まったことではないですが、
読んで改めて、日本の粗食の素晴らしさに気づきます。

おすすめです。

マクロビオティック、ローフードなどを生活の中に取り入れて
いる人にとっては、目新しい内容ではないかと思いますが、
あねご口調できっぱり話してくれる厳しい内容は、理解しや
すい良いものでした。
知っていても、やっぱりそう言う食生活で生きたいなと思わせて
くれる素敵な本だと私は思います。

これはダイエット本を装った、ベジタリアンによる肉食批判本ですね。
お肉だけではなく添加物等の危険性についても触れていますが。

書かれている内容が正しいのか正しくないのかは正直私には判断できません。
ただ、この本の過激な書きっぷりに単純な私はうっかり洗脳され、肉食をほぼ辞めてしまい、結果いい感じにダイエット成功することができました（笑）。ストレスもなく、健康的に。

注意点としては、100%実践しようとすると栄養が偏るかもしれないしストレスも溜まると思います。本には全く問題ない、と書かれていますが私は信用していません。
また、人に強く勧めるとカドが立つかもしれないのでご注意下さい。

「世界一の美女になるダイエット」と内容が似ているような気がしますが、あちらの方が健全ですね。私は「スキニービッチ」を先に読んでしまったので、あちらは少し物足りなく感じました。人に勧めるなら「世界一〜」の方を勧めますが。

まとめると
「必ず効果があるとは保証出来ないし内容によって傷付く人もいるかもしれないので万人にはお勧めできないけど、私のダイエットには劇的に効果があった」
といった感じです。

英語版を読みましたが
これを"オーガックダイエット”として
簡単に考えるとちょっと趣が違うと思います。
オーガニックは本来の意味は”有機体の”という意味なので
肉･卵なども有機飼育をしていたら
出来るはずですが、この本ではご法度。
著者の食肉会社やアメリカの食肉生産現場などの痛烈な
批判などの項をよむと
どちらかというと
”VeganヴェーガンDiet"という感じです。

今は日本では”Organic"という言葉が氾濫していますが
これはオーガニックでなく”菜食主義”指南書のような本だと思います。
Veganをするという志がない人が
このダイエットをやると、絶対続きません。
ちなみに友人は中途半端にSkinny Bitchのレシピを実行して
逆に体重が増えたといっていました。
参考程度に読むことをお薦めします。

よくある女性向けの読みやすいキャッチーなダイエット本かと思いきや、皆がオブラートに包んだりクレームを恐れ業界に配慮したりすることを辛らつに書き連ねた、人類の食生活の根本を問う、考えさせる本です。普段食べ物についてあまり考えていない方には読むだけでダイエット効果があるでしょう。わかったつもりの人にも、ここまではっきり書かれるとより真剣に考えずにはいられないでしょう。話しかけるような軽い語り口に抵抗を感じても程なく慣れます。なんとなく、おかしいなと感じていたことに、あっぱりおかしいと確信を持てる本です。本で情報を得る場合数冊読んで取捨選択するものだと思いますが、これは内容の穏やかな本何冊も読むより、内容もインパクトも凝縮されており効率的です。読んだ人が必ずビーガンになれるとも思いませんが、ものを食べて生きていく上での必要ないくつかの知識が得られます。