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三びきのコブタのほんとうの話―A.ウルフ談 (大型絵本)

価格: ¥1,890
カテゴリ: 大型本
ブランド: 岩波書店
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「本当」とは、オオカミの談。 ★★★★☆
或る唯一の事象であっても、切り口は一つではない。
そして、世間の評価が常に真実を語っていると考え鵜呑みにするのは、危険を孕む。
そういったことをメッセージとして露骨に放つ、子供から大人まで読める絵本。
絵は些か、洋風で殺伐。
けれどもそれとて、ストーリーを潤滑に駆動させる芸か。
コブタは逃げたの?食べられたの? ★★★★★
このお話では、「さんびきのこぶた」の一人目と二人目のブタは「食べられた」ことになっています。
数十年前のお話では「食べられる」藁の家と木の家のコブタは、ここ数年のお話では「他の兄弟の家へ逃げて助かる」設定に変わっています。

この本を読む前に、原作の話をすると、子ども達からは「違うよ、逃げるんだよ。」という意見が出ます。

この本も読んでから、「オオカミの言い分は正しいのかな?」「どこまで本当で、どこからが嘘だったのだろうね?」と問いかけて、色々な意見を子どもと出し合います。

「頭が弱い」とか「くそくらえ」といった表現はありますが、あまり保守的にならず、色々な面から物事を見る題材として取り入れたいです。

長いお話になりましたが、硬い事を言わずに、大人も楽しめる絵本です。
A.ウルフ君、気の毒だったね ★★★★★
 オオカミ側の言い分を聞くと、物事の多面性をもっと認識しなければと思う。情報って、最初に入った情報のほうが信憑性をもって語られるフシがあって、特に噂話なんて事実と違っていても最初の情報を信じちゃう人って多いよね。この本を読んで、そんな事を強烈に感じたのでした。
童話にも切り口はいろいろ ★★★★☆
非常に有名な「3びきのこぶた」ですが、あのお話はぶたさんの側からみたお話。では、おおかみさんの言い分は? どんな出来事にも、関わった人それぞれの見方があるのね、とそれぞれの立場に立つことを考えさせられます。たかが童話、されど童話! さて、星4つは、この本を読む前にオリジナルのお話をちゃんと知っていないといけないので、オリジナル分だけマイナス1星でした。