1882年にリードベリが書いたスウェーデンの伝説の小人「トムテ」の詩に、ウィーベリが美しい絵をそえた絵本です。ちなみにこの絵本のイギリス版やデンマーク版では、このオリジナルの詩をもとに、「長くつしたのピッピ」でおなじみのスウェーデン作家リンドグレーンが書いた文章が使われているそうです。
誰も見ることのできないトムテが、雪の夜、馬屋や子供部屋にそっと現れます。小さくて白いひげが生えているトムテですが、その姿が可愛いんです!落ち着いた色調の絵も大好きで、小さい頃からお気に入りの絵本です。静かな雪の夜に暖かな部屋で読みたい、幻想的な北欧の夜のお話です。