ブルーハーツ、ハイロウズと比べて、どうなんだろう？・・・と不安に思っていましたが、やっぱり素敵なのです。歌詞の意味や、曲の美しさを隠そうとしているようにも見えるけど、でも、隠し切れないのね。歌詞の優しさや、鋭さや、旋律の美しさが、こぼれてくる・・・というか、滲み出てくるというか･･･。ヒロトとマーシーが、やっぱり大好き。

曲調は、まあ言わなくてもわかるでしょ　ってレベルまで達した彼らですから、ファンの方ならすぐに想像がつくと思われます
自分は本来、ジャンルが狭いのって嫌いなんですが、とことん拘った結果ジャンルが狭くなることにはむしろ共感できます
ある意味、我々の期待に毎回応えてくれているわけですから、それはそれですごいことですよね

半年ぶりの新譜。待ち遠しかったです。ライヴに行った者としては、すごく待った感じです。
紙飛行機は、まさにヒロト＆マーシーの王道という風な曲です。初めての人でも好きになれそうな”やさしい”ロックンロールです。他の２曲は、じわじわと好きになっていく曲だと思います。ＤＶＤのほうは、最初は寸劇（笑）で終わるのかと思いきや、「出現!!ツアー」の初日、下北沢SHELTERからのライヴ。オーディエンス・ショット風でカッコイイですね。これからもライヴＤＶＤは付けて欲しいです。

紙飛行機：「今日走ってゆく　今走ってゆく　明日とかわからないし　別にいい」このワンフレーズに、頭を打ち抜かれました。３曲入りで３曲とも、どうとでも取れる歌詞がやはり特徴的です。各自が好きなように解釈する。それがＲockだと思います。是非今の中高生にこそ聴いて貰いたい。（ボクはもうおっさんです。）まさに君達のために有る曲ばかりだし、宝物になるはずです。何かに迷う時に君達の背中を力強く押してくれる１枚になるでしょう。ってか絶対なります。もちろんおっさん達にもお薦めですよ。