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標準病理学 第4版 (STANDARD TEXTBOOK)

価格: ¥11,550
カテゴリ: 単行本
ブランド: 医学書院
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総論は魅力的だが、不満もある ★★★★☆
 日本の病理学書としてはまずファースト・チョイスでしょう。特に総論部分は、生化学や生理学の知識も活用していて、病態生理にも意外に詳しく書かれており、よくまとまっていて読みやすいと思います。ただ各論がややあっさりしている(といっても不十分、というほどではないですが)ことと、「標準」的な教科書という観点を意識しているからか、特に各論では形態学的な視点が重視されており、分子病理的な記述という点ではRobbinsに一歩譲ります。私の大学の講義では分子病理的な知識もかなり触れられているので、この点はやや不満が残ります。
 また第1版から第2版まで5年かかっており、近年の病理学の進展のスピードを考えるともう少し短い間隔での改訂が望まれます。
白い巨塔の影響? ★★★★★
私は医学部といってもまだまだ卵。そんな私にもピッタリの教科書だ。
最近、フジTVで白い巨塔の放映があったが、その影響か最近医学部にも活気があふれてきた。新しい新入部員なども大半は白い巨塔を見たから・・・だそうだ。

何の知識も無いままに・・・と思っていたのだが、この本を後輩にみせたところ、見る見るうちに(?)医学についてレベルUPしていった。

実際これまでのレベルUPに繋がると思ってもいなかった本だが、この本は本当に素晴らしいと思う。