【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 出版社名:中央公論新社 シリーズ名:中公文庫 発行年月:2000年08月 関連キーワード:マンガ ニホン ノ コテン 17 チユウコウ ブンコ ツレズレグサ まんが にほん の こてん 17 ちゆうこう ぶんこ つれずれぐさ、 チユウオウコウロンシンシヤ 4622 ちゆうおうこうろんしんしや 4622、 チユウオウコウロンシンシヤ 4622 ちゆうおうこうろんしんしや 4622 教養ある者の話し方は…。何かを成し遂げようと思う者は…。すべてに優れていても色事を好まない男は…。自然観、人生観、恋愛観から有職故実にいたるまで、兼好法師がつれづれなるままに綴る随筆文学の傑作。中世の人々の心のありさま、理想をかいま見る。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。
後醍醐天皇への批判
★★★★☆
単なるエッセーかと思っていたが、実際は、吉田兼好による痛烈な後醍醐政権批判の書。兼好が、後醍醐天皇の政敵である皇太子・邦良親王と親しかったことなど本書を読んで初めて知った。
マンガ日本の古典シリーズは「太平記」全3巻もあるので並行して読むと時代の空気が感じられて面白いと思う。
それにしても、漫画になりにくい徒然草のような随筆をよくぞまとめたものだと思います。
後醍醐天皇
★★★★★
後醍醐天皇へのアンチテーゼとしての
兼好法師というとらえ方が印象的な徒然草。
後醍醐天皇について調べると面白くなります。
この対比で考えてみると徒然草の両面が覗えます。
話がおもしろくないし、絵も嫌
★☆☆☆☆
吉田兼好の徒然草はかなり有名ですが、実際にマンガにしてみるとこれほど面白くないものはないと思いました。基本的な話は、吉田兼好の日記的な話やマル秘話みたいな感じです。全部で243段(種類)の話からなります。そして後醍醐天皇が嫌いというスタンスの話です。しかもまともな話がないに等しいです。短すぎて意味不明なものも多々あります。例えば、13段は「ひとり灯火の下で読書をするのは昔の人を友にするようで心が慰められるものだ」の言葉と一コマの絵だけで終わります。時代が違えばそれだけ話の良さ・感覚的なものが違うのかな!?と思いましたが・・もしそれが画家の解釈の浅さであれば非常に苛立たしさや怒りを感じますね。読んだらわかりますが、なぜこれが後世に残るのかよくわかりません。源氏物語や平家物語・吾妻鏡・太平記などの方がはるかに面白いと思います。
文章でも読みたくなりました!
★★★★★
吉田兼好「徒然草」、山本有三「路傍の石」、志賀直哉「暗夜行路」・・・。
こんなふうに丸暗記はしたけれども、中身は全然知らない40代です。
姪が「マンガ日本の古典」シリーズで、古文や日本史が好きになったというので
これはいいアイデアだと思って、初めて買ったのがコレです。
全段駆け足でエッセンスだけ書いてありますが、
仏教の無常観がベースのエッセイだったんですね。感動し、共感し、心にしみました。
素晴らしい先人の知恵をマンガで学べるなんて、日本に生まれてよかった。。。
このシリーズをプロデュースしてくださったかたに感謝、感謝です!
意味がわかりません。
★☆☆☆☆
活字による現代語訳を読む前に全体像を把握しようと思い購入しましたが、
意味のわからない段が非常に多く、大変がっかりしました。
全段を取り上げることを優先した結果だと思いますが、
原作を十分に理解していないまま、マンガ化してしまった感が強いです。
妻も同じ意見でした。