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美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥609
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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なるべくお若いうちに読んでください。 ★★★★☆
 読みたいと思ったときには手に入らず、とうとうおばさんになってから読むことになった。悪くない。特に「詩帆が去る夏」が好きだ。ただ、やっぱりひねくれてしまったおばさんよりも、お若い方の方が心の奥底に届くはず。読みたいと思ったときに手に入らなかったのだから仕方がないのだが、瑞々しい感性を持っているときに読む作品だと思う。
カジシンの最高傑作!! ★★★★★
初めてこの本を読んだのは友達から借りた時で、はじめは時間があるときに読めばいいや、みたいなキモチだったけど読み始めたらとまらなくて、感動して、声も出なかった。この本を読んだあとは梶尾さんの作品を手当たりしだいによんだけど、やっぱりこの本が一番最高にイイ!特に「時尼に関する覚え書」と「江里の時の時」がおススメ。どれも話は短いからサクッと読めちゃう。読んだ後はこの感動を誰かに伝えたくなるはずです♪
美しく優しく誠実な愛に満ちた永遠の女性 ★★★★☆
ここには梶尾さんの永遠の女性がいます。7編の物語はそれぞれに悲しく美しく涙を誘い、女性たちは私にとっても永遠の女性に思え、一種の感動とともに懐かしさを覚えました。
私はもともとSFが好きでなく、そのジャンルから意識して離れていたので、この本が私の本棚に並ぶ最初の早川書房の本になりました。だから、梶尾さんという作家の存在もまったく知りませんでした。偶然の機会から「黄泉がえり」を読み感銘し、2冊目が読みたくなったのです。
これは、それぞれに美しく珠玉の名品ですが、やはりSFという枠組みに抵抗を感じました。純SFでなく、ファンタジーとSFの境界あたりまでの範囲内でこんな美しく優しく誠実で愛に満ちた女性を描いた作品に出会えたら、もっと嬉しかったろうと思います。でも、この中の「時尼に関する覚書」は、女性も物語も一番美しく優しくて、好きな作品です。いずれにしても、珠玉の名短編集ということには間違いありません。
やっぱり短編 ★★★★☆
長編も増えてきた梶尾さんだけど、やっぱり短編がいい。
この短編集は「傑作選」と題しているだけあって、
時間テーマラブストーリー作品のいいとこどりという感じです。
初めてこの作者に触れる人には特にお勧めです。
ジェニーの肖像、たんぽぽ娘、トムは真夜中の庭で、
などが好きな人なら気に入るはず。ただ、ハッピーエンドの
話はほとんどないけど(それがまたいいとこなのですが)。
また読めるとは、感激 ★★★★☆
愛と時間をテーマにした、7つの話がおさまってます。
内容的には「甘い」話ですが、筆者の力量か、SFという装置のためか、淡々と描かれ、甘すぎず、かえって心揺さぶるものがあります。7つともテーマ、趣向は同じですが、あきません。読んでいて、次は、どのように描かれているかの、次の話は、と楽しみになります。

昔、感激した話のいくつかが、まとめて収録されており、感激しました。
もう一回読んでも、いいですねぇ。やっぱり。
一度目ほどの感動はないですが、一度目読んだときの気持ちも、(少しだけど)返ってきます。