本作は、プロローグ、第一部、第二部、その後(エピローグ)で構成されています。
また、各ページの段落ごとに登場人物のそれぞれ名前が冒頭に記されていて、その段落ではその登場人物の行動や考えなどが、詳しく描かれているので非常に分かり易いと思います。
そして今作は、長編ということもあって話の進み方が少し遅いのですが、それだけに周り(人物)の背景が詳しく描かれているので、その分後半にかけての、過激な表現(行動)を非常に鮮明(リアル)にさせています。
最後に心臓の弱い方は、読まないことをオススメします。
実際にそれだけのことが書かれていますので、前半、特に後半の終盤にかけては...
とにかく、読み応えは充分にあると思います!!