アマゾンキンドル総合人気度ランキング２位を獲得した「ディズニーランドは、なぜみんなから愛され続けるのか？」、アマゾンキンドルカテゴリー７冠を達成した「多感力」に続く境野顯廣（さかいのあきひろ）４作目の渾身の最新刊。
「利他力」とは何か？「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、自分のできる精一杯の真摯（しんし）な努力をすることが、どこかで誰かの役に立っています。米を一つ例にとっても、私たちの手元に届くまでには、農家、問屋、商店、流通業者などの多くの人の協力があって、私たちのもとに届きます。そういった意味で貴賤（きせん）なくどんな職業であっても、誠実に世の中のために仕事をする人は、人のために役立っていて、「利他力」を発揮しているといえます。報われない努力であっても、利他の心でエジソンや松下幸之助のように、世の中に役立つ発明や技術を成功するまであきらめずに続けれていれば、必ず夜明け（成功）がやってきます。そういった気持ちで生きている人が、多くのサポーター（協力者）に支えられて、後世に名を残しています。吉田松陰、楠木正成、上杉鷹山など歴史に残る偉大な人物は、死してもなお、多くの人に多大な影響を与え続けています。

☆はじめに

☆１章．歴史を変革してきた偉人は、時代を超えて人生を変える力がある！

①吉田松陰のやむにやまれぬ大和魂が明治維新の立役者を育てた！
「至誠にして動かざる者はいまだこれあらざるなり」の歴史上に残る名言を世に広めた松陰とはどんな人物か？

②楠木正成の大義に生きる人生！
南北朝時代に燦然と輝く歴史に残る忠臣、楠木正成の負けると知りながら戦地に赴いた境地はどうだったのか？

③上杉謙信のＤＮＡを受け継いだ米沢藩の中興の名君、上杉鷹山
アメリカのケネディ大統領が敬愛する上杉鷹山の魅力とは？

☆２章．利他力を発揮する習慣

④日本の産土神社・仏閣参拝のすすめ
なぜ政官財界の成功者や歴史上の偉人は、神社・仏閣を崇敬するのか？

⑤原始人の多感力に学ぶ！
世界的に異常気象が続く現代にあって、人類の原点に立つときが来ている。

⑥ダークサイドのダースベーダー、喪黒福蔵を反面教師にする
魑魅魍魎（ちみもうりょう）が跋扈（ばっこ）している世の中だからこそ、そこから学ぶこともある。

☆３章．資本主義経済の時代の財界人の利他力

⑦経営の神様・松下幸之助の利他力
誰もが知っている松下電器(パナソニック）の創始者、松下幸之助が人生の道をひらく！

⑧孫正義の未来戦略とボランティア活動
平成の坂本竜馬、ソフトバンクの孫正義の人生６０年計画

⑨稲盛和夫の人間力と人生哲学
京セラ、ＫＤＤＩ、ＪＡＬを指揮する稲盛和夫の理念経営とは？


☆４章．利他力を発揮する１０の名言

☆おわりに
「天国と地獄の長い箸」のお話し
天国と地獄は、自分自身が創造している。心構えで天国にも地獄にもなる。

※本書の出版にあたり、各分野の多くのメンターの協力により、無事出版することができました。この場を借りてお礼申し上げます！