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三つ目がとおる(1) (手塚治虫文庫全集 BT 35)

価格: ¥977
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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やっぱり凄い! ★★★★★
久々に「三つ目がとおる」を読みましたが、やっぱり手塚治虫という人は凄い人だと思いました。
奥行きの深さと言いますか、古代文明にまつわる様々なミステリーが世界中に散らばっています。
SFファンというのは、こういう話が大好きなのですね。
スティーブン・スピルバーグの作品などSFファンが見ると様々な隠しネタが含まれていますよね。
この「三つ目がとおる」も手塚先生のSF趣味が存分に発揮された作品ですね。
後で知りましたが、当時虫プロ商事が倒産して手塚先生にとっては最悪期の頃なんだそうです。
ところが、その時期に次々と傑作をモノにしてゆくんですね。
この作品は、講談社との復縁を果たした作品でもあるそうです。
それと、連載当時の思い出としては、和登さんの魅力ですね。
男性言葉を話す活発な美女というのは、手塚先生の作品では、リボンの騎士もありましたが、久々にキャラ復活ですね。
手塚先生がどうして、男タイプの女性を描くのか不思議な気はしましたが、和登さんに惹かれて読んだ人も多いのじゃないでしょうか。
わかりやすいようで難しい ★★★★★
三つ目続最後の生き残りの写楽。
彼が関わる事件一つ一つの意味を考えると、非常に難解で難しい漫画だと気づきます。
頭空っぽにして読めば、素通りしてしまう内容ですが、
子供の頃。そして大人になった今。
二つの時期でこれほどまでに読んだ時の印象が違うとは思いませんでした。

子供ならただの娯楽作品。大人になれば、難解である。
それゆえに面白のかもしれません。
最初の読み切りを雑誌で読んだ時のインパクトは忘れられません ★★★★☆
 額のバンソウコウを剥すと、第三の目が表れ、超人的な才能を発揮する写楽。
 第1話では彼が作る人をボケさせてしまう機械や、第3話では意識を持ったコンピュータが登場しますが、これは利便を追求するあまりに何か大切なものを失おうとしている人類へ、手塚氏が投げた警鐘と思います。
 このような作品こそ、現在読まれ語り継がれていく必要があると感じます。
写楽君はエッチです ★★★★★
手塚治虫は考古学にも興味を持っていたようだ。マヤ文明やシヴァ神などを背景にこの物語が展開されていくのは一目瞭然だと思う。

写楽呆介という見つめ族最後の生き残りと和登さんと言う女の子が繰り広げる話だが、背景が難しいだけに話も難しい。その為最後もえっ、終わりという感じだった。この話を理解するには頭をすっきりさせて読んでいくしかない。おでこの目を隠されると幼稚園児のようになってしまう写楽だが、そのおでこの目が全開の時には、恐ろしい破壊的な人間になってしまう。それを唯一止める事ができるのが和登さんなのである。この二人のやり取りと、その物語の深さにもう脱帽です。