ほぼ全編に亘り、黒ずくめが蠢動する稀有な巻。水無怜奈を奪還しようとする組織と、それを阻止するFBIの攻防戦はめくるめく緊張感で一時も
眼を離させない。とかく、相手側（読者でもある）を出し抜くために、それぞれが用意している布石の数が半端なく、尚且つそのどれもが陰影に
富んでいて実に面白いのです。それに回想の使い方や、他の事件との絡め方、シーンの飛び方や導入の仕方等が巧いんですよね。センスがさ。。
長く続けている事で、何かと批判されるこの作品、確かにある一面から云えばそれも分からないものではないが、やはり全体的にみたときには
巻を重ねるごとに洗練されている部分も大きいと個人的にはそう感じる。すでに読んだ人は同じように思っただろうし、これからの人も読後には
きっとそう感じるのではないだろうか。

今更ですが、全編組織絡みで、テンション上がりまくりです！！
つーか、全体的に黒いですね、本が。そして、蘭もおっちゃんも登場しない貴重な1巻（笑）
水無さん、ＣＩＡの関係者だとは思ってたけど、そっちか。若いのにご苦労様な事で。でも父娘で同じ諜報員って、嬉しいものなのか悲しいものなのか・・？

そして！いよいよ出ましたねー。赤井さんと明美さんの関係。にしても、『サザエさん現象』が常識のコナン界で、「5年前」とかいわれるとピンときませんね。まあ、薄々わかってたけど。よーやく42巻・・・いや33巻からの伏線が回収されました。長・・・。

にしてもキャメルさん、可愛ー☆子供に詰め寄られて慌てる姿が好感度アップやわー。そして、ジョディ先生の「ＦＢＩに顔の審査はありませんので」もウケる。

ラストの赤井さんの魂胆やいかに？まさか、あのまま終わるわけないとは思うけど・・・伏線っぽい描写もあるし。これ、また当分解決されないんだろうな。

ともあれ、コナンと赤井さんのコンビは最高です！！

59巻を見てから読み返してみたら、
伏線ぽいところが何箇所かあって、面白かったです。



気になるのは、ジョディ先生の台詞。
「秀一の彼女…
　殺されたのよ…
　数ヶ月前彼らに…」

ええっ！数ヶ月前ですか！？

皆さんが言っているように　vs組織でほぼ１巻まるまる使っていたので白熱できました。
間に挟まれている外国人容疑者の話も　子供たちが出ていてほのぼのできて良かったと思います＾＾
もうすぐで次巻発売ですね〜あと数日ですが待ち遠しいです。
最後のあれも気になるのですが、個人的には　PS・・の先も気になります汗

皆さんが書いているように色々な不思議や作者について等などありますが、コナンは大好きです。待ちに待って、毎回買っています。
組織のお話は面白いですね。
久々に、他の巻も読み直したりしました。
ジョディ先生って結構ぼけてたのね・・・。
以前はかっこいい感じだったような・・。

赤井さんすてきだな。

関係ありませんが、最近去年の映画のDVDを見ました。
今迄で一番面白かった。
やっぱりコナンは好きです。