タイムマシンを教えるために
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「結論として三号機は旧ドックにも新ドックにも存在しません」
タイムマシンを管理する職場で働いているオルテンシアは、ある時重大な事件に遭遇してしまう。
「おそらく緊急コードを出すことになるかと」
人類が実現した夢の機械を使ってトウドウは過去へ向かった。ある目的のために。
世界的に有名な科学者と共に別荘に滞在することになった双一郎と京子ちゃん。
二人の前に現れた謎の青年は起こってもいない事件を防がなければと主張するのだった。
命がけで時を超えてきた者と、自称名探偵の高校生との出会いが織りなすミステリと言ってもSFと言ってもつまみ出されそうな物語。
だからと言ってファンタジーでもないよなあ……