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日本の最も美しい図書館

価格: ¥1,944
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: エクスナレッジ
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アーチ曲線が連続するアートのような図書館
アーチ曲線が連続するアートのような図書館

多摩美術大学図書館(八王子キャンパス) ガラスとコンクリートが一体化した斬新な外観。大きな半円形の窓がキャンパスのシンボル的な景観をつくり上げています。設計は、建築家で同大学環境デザイン学科客員教授の伊東豊雄氏。館内にはコンクリートによるアーチ構造が連続し、美術大学らしいスタイリッシュな空間が広がります。正門から続くゆるやかなスロープを建物の中まで引きこみ、1階の約半分は通り抜けできる「アーケードギャラリー」に。ここではイベントも開催されるため、教室への行き帰りに立ち寄る学生も多く、図書館が気軽に利用できる動線になっています。2階は書籍のフロア。土間床の1階から階段を登ると、低い書架がゆるやかな曲線を描くカーペット敷きの落ち着きのある空間へ。約10万冊の開架図書がずらりと並んでいます。

球形のプラネットが宙に浮かぶ未来派ライブラリー
球形のプラネットが宙に浮かぶ未来派ライブラリー

成蹊大学図書館 成蹊学園創立100周年記念事業の一環として2006年にオープン。1階から5階まで大きく吹き抜けたガラス張りの閲覧・学習スペース「アトリウム」に入ると、球形の空間がそびえる未来都市のような光景に目を奪われます。中空に浮かぶ施設は、「プラネット」と呼ばれるグループ用の閲覧室。教員によるゼミ授業や学生のグループ学習などに利用され、会話やディスカッションができる空間になっています。一方、「アトリウム」の両端にある開架図書エリアでは会話は禁止。周囲には個室閲覧室「クリスタルキャレル」が配置され、勉強に集中できる場所として人気を集めています。飲食が可能な交流エリアから奥に進むにつれて、静かな空間に移行するようデザインされています。

円形ドームから放射状に広がる花びら型の図書館
円形ドームから放射状に広がる花びら型の図書館

水戸市立西部図書館 約2万㎡の広大な敷地をもつ水戸市西部文化公園。その中央に位置する図書館は、中世ヨーロッパの建造物を思わせるデザインです。テニスコート、ゲートボール場とともに楕円形の大きな回廊で囲まれたユニークな設計。館内に入るとRCの格子シェルで覆われたドーム状屋根の一般開架室が広がります。直径約20m、一番高い場所が約12.5mの大空間。曲面に沿って壁づけされた書架がずらりと並び、本の神殿のような雰囲気です。ここを中心に児童開架室や視聴覚室、新聞雑誌コーナーなどが放射状に広がり、建物を真上から見ると花びらのようなかたちをしています。開架室の周囲には展示ギャラリーを設置。スリット状のトップライトから光が入り、無機質なコンクリートの壁にやさしい表情を与えます。

小学校をリノベしたマンガの聖地
小学校をリノベしたマンガの聖地

京都国際マンガミュージアム 京都市と京都精華大学の共同事業として、マンガの収集、展示、保管およびマンガ文化の研究を目的に設立。1995年に閉校した元龍たつ池いけ小学校の校舎を利用し、2006年にオープンしました。圧巻なのは総延長200mに達する書架・「マンガの壁」。廊下などの壁面を有効的に使い、30万点を超える蔵書のうち約5万冊がびっしり並びます。1階を少年マンガ、2階を少女マンガ、3階を青年マンガに分け、作者名の五十音順に配置。来館者は好きな場所で自由に閲覧でき、校庭の芝生の上で寝そべっての読書も可能です。龍池小学校は1869年、近隣住民の寄付で開校した伝統ある学校。昭和初期建造の建物は連続するアーチ窓やアールデコ調の意匠が特徴で、漆喰装飾のある階段などレトロなたたずまいが魅力です。

13本のチューブが支える大胆な構造
13本のチューブが支える大胆な構造

仙台市民図書館 図書館、アートギャラリー、映像センター、目や耳の不自由な利用者への情報提供。この4つの機能を提供する複合文化施設として2001年にオープンした、せんだいメディアテーク。最大の特徴は地階から屋上まで突き抜ける「チューブ」。複数の鉄骨で構成された垂直ではない13本のチューブが建物の構造を支えています。階段やエレベータ、空調やネットワークの配線・配管をそのチューブに内包し、さらに屋上の採光装置から館内に光を取り入れる役割も果たしています。チューブのデザインは波に揺れる海藻から着想したもの。壁に仕切られない空間は、正面の二重ガラスの外壁との相乗効果で非常に開放感があります。2階が児童書、3階が一般書、4階が郷土・参考図書とフロアごとに独立した構成です。設計は建築家の伊東豊雄氏。