菊池は助かるか?
★★★☆☆
撃たれた菊池三佐をパラオの病院へ搬送するが、引き換えに「みらい」が接取される。米軍の本格反攻が始まるが、草加は部屋に籠もってブラームスの交響曲第三番を静かに聴いている。桃井一尉が日赤看護婦姿で活躍。
角松の考える勝利とは
★★★★☆
この巻には「みらい」が活躍する戦闘シーンは収録されていません。私はなんだかんだいっても、そういうシーンが好きなので興奮度には欠けます。しかし来るべき決戦へ向けて、一度割れた「みらい」がひとつにまとまるのか?いろんな想いをもった乗員が色々なアクシデント、行為によってひとつの方向に向かうのかも?って予感させる巻です。
角松の考える勝利とは、今後もはっきりとは明らかにされないんではないでしょうか?明らかにされたときには「ジパング」終わっちゃうかも(笑)
私的には、今の国際情勢を見ていてもそうなんですが、主義や主張にこだわり過ぎて大事なもんを見失ってるんではないか?そう、角松は教えてくれるんではないか?そんな気がしております。
情報流失? 今更、なんの憂いがあるんだ?
★★★☆☆
正直、みらいは痕跡を各地、あらゆる場所で残している。
今更、それを憂いて何になる訳?
最近、角松を見ていると、彼、軍人ではなく危険な思想家だ。
何故、カメラマンからフィルムを奪わなかったのだろうか?
角松は言ってる事と行動が酷く矛盾する。菊池以外の自衛隊員は反発しないのだろうか?
不思議過ぎる。
頼むから、角松。草加の言うような明確なビジョンを見せてくれ。
『核は嫌だ。核は嫌だ!』って反対するだけなら誰でも出来るよ。
再びの
★★★★★
やっと角松が「みらい」に帰還したかと思いきや・・・。
この展開は正直予想していませんでしたし、
「あとひとひねり」が冗長ではなく興味深い。
余談ですが、桃井さんの昔看護師は裏の裏的にアリ×2です。