ワンルーム投資戦術
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【目次】
第1回 新築より中古を
第2回 中古ワンルームのメリット
第3回 ワンルーム投資の基本
第4回 中古ワンルームのデメリット
第5回 ワンルームの投資環境
第6回 物件自体の見極め方
第7回 管理体制の見極め方
第8回 物件購入の資金調達
第9回 金融機関ごとの条件
第10回 クライアントの疑問解決
第11回 ワンルーム投資もビジネス
【本の紹介内容】
ここでは、私が携わっている業務の中の一部分ではありますが、区分ワンルーム
投資に特化した内容をお届けしていきたいと思います。項目によっては、当然
ながら、一棟マンション・アパート投資にも共通することが多々ありますので、
それらを通じて、不動産投資の全体像を知って頂けると幸いです。昨今、首都
圏の不動産投資市場のキャップレートは上がり、ワンルームマンションをはじめ、
全般的に価格は下落気配を示していたようです。しかし、最近の市場の方はというと、
出てくる物件の数も減少気味で、需給バランスが悪く、数年前の不動産投資ブームの頃とは異なり、
値ごろで効率的な投資用物件を探し当てるのが、大変難しい投資環境となっています。
こうした時期、サラリーマンやOLの方、とくに投資ビギナーの皆さんは、
今一度、中古ワンルームマンションに対する投資のあり方について再認識する
必要があると思われます。
不動産投資ノウハウについては、ワンルームマンション投資をはじめ一棟ものや
戸建物件への投資、あるいは土地を購入して建物を建てるといったように、
時代の流れによって投資対象や手法が多少なりとも変わってきているのも事
実です。ただ、ここにきて、ワンルームマンション投資に対し「新築が良い
か中古の方が良いか」という考え方が、あちらこちらで聞かれるようになっ
てきました。その動きに関し、CFネッツグループの方針は一貫して、ワン
ルームマンションへの投資は「新築より中古の方がよりメリットがある」と
いうことで、クライアントに対しては、中古ワンルームを積極的に勧めてい
ます。本書では、投資用ワンルームマンションが立地条件、設定賃料、ある
いは利用目的や時代背景によって、個々の物件価値が変わってくるという前
提の上で、当グループが、中古のワンルームマンションをすすめる意義・根
拠、そして具体的な区分ワンルーム投資の進め方等を、解説していきたいと
思います。
【著書のプロフィール】
中元 崇(なかもと たかし)
株式会社シー・エフ・ネッツ 東京支社 アセットマネジメント事業部
不動産コンサルタント 中元 崇CPM/CCIM
保有資格
CPM(米国公認不動産経営管理士)
CCIM(米国商業不動産投資顧問)
CFP(上級ファイナンシャルプランナー)
不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引主任者
マンション管理士
相続アドバイザー
2004年3月、不動産コンサルタント会社「株式会社シー・エフ・ネッツ」に入社。
入社当初より、横浜市内を中心にリーシング及び賃貸管理業務に携わり、
最終的には担当物件の平均空室率を3%以下に抑える事に成功。そんな折、PM事業
部のプロモーション活動を行う為、2006年当社発行小冊子である「間違いだらけの賃貸管理」の編集者をつとめる。
同年10月からはアセットマネジメント事業部へ異動し、投資用ワンルームの仲介業務をメインに行ない、
加熱する収益物件市場の中から多数の優良物件を拾い上げるべく奔走する。
賃貸仲介から賃貸管理、そしてマンスリー運営業務にも携わってきた経験を活かしながら、
「入居者ニーズに沿う投資計画」をご提案できるよう心がけ、
2007年にはCFネッツグループ内での区分収益用ワンルーム販売戸数実績1位となる。
その際のノウハウを公開したセミナーとして、「現場の仕入れ担当者が熱く語る!ワンルーム投資からの不動産投資」がある。
2008年以降は、首都圏を中心として一棟マンション、一棟アパートの取引を中心に手掛け、業者間での折衝力、
ファイナンスの調整力は特に秀でており、その積み重ねた媒介価額はシー・エフ・ネッツグループ内でも有数である。
御支持を受けるクライアントは多岐にわたり、地主様から企業経営者のみならず、全国各地のサラリーマン投資家を抱えている。
不動産コンサルティング実務を精力的にこなしながら、不動産投資および賃貸運営に関するセミナー講師を務めるため、
全国各地を飛び回る日々をおくっている。