人生を楽しもう
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私は自分が「これはいい」と思ったこと(もの)をBlogやFacebookで紹介していますが、いつかは本にして出版したいという夢をもっていました。ある日、ふと立ち寄った書店で電子書籍の書き方の本に出会いました。電子書籍リーダーも使っていましたのでこれなら本が出せると思い一気に読破しました。そこで、58歳になった私の人生の楽しみ方を本にしてまとめることを通して今までの自分の人生を振り返り、そして、これからの生き方を考えようと思いました。
実は、私は45歳になるまで大病をしたことがなく、健康な毎日を過ごしていたのですが、45歳の時に受けた健康診断で大腸ガンが見つかり、すぐに手術を受けました。手術後、抗ガン剤を3年間近く飲み続けました。5年を過ぎてもガンは再発せず、体調もよく、元気一杯で働いています。この病気を患ったことで改めて「自分は運のいい人間だ。まだ、やるべき使命があるので自分は生かされている」と思うようになりました。
入院するまでほとんど考えたことのなかった「人生」や「命」ということについて、日々考えるようになりました。病気になるまでは、「明日も10年後、20年後もきっと生きている、自分にはまだ長い時間が与えられている」と思っていました。しかし、病気をきっかけとして「自分に与えられた一度しかないかけがえのない人生をいかに楽しく、充実した時間にしたらよいか」ということを強く考えるようになり、心がワクワクすることがあれば即行動し、様々なことに挑戦し続けています。
今、強く思うのは、自分を楽しませ、自分が満足できる「自分が主人公のドラマ」を作ることが、自分に与えられた時間を使ってやるべきことではないかということです。それが自分を大切にするということだと思います。自分だけを大切にすることではなく、自分を大切にし、そして人も大切にするということです。そのために、最も大事なことは常に心と身体のケアに心がけ、笑顔を絶やさず、いつも楽しいことを考え、新しいことにチャレンジすることです。
本書に出会い、読んでいただいている皆さんが自分の生活を振り返り、今後の人生を考えるきっかけになればと思っています。