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朝時間を楽しもう

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: トーマス加藤
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夜型人間から朝型人間になって14年目になります。

 早起きの生活に切り替わったのは、平成12年に大腸ガンの手術をしたことで、「自分に与えられた限りある時間」の大切さを強く思うようになってからです。

 「明日に生活があると思うな」「自分自身の知的生活を、若いときから確立すべきだ」「何ごとも、今が大切だ」「自分にとって大切なことは、あとに回さず、今すぐ実行しろ」「自分の時間を楽しむべきときは、今しかない」など、様々な言葉があります。これらの言葉がいつしか自分の体の中に入りこみ、生活の中に組み込まれたように思います。

 最近の朝時間の使い方は次の通りです。

 平日の朝は午前4時に起床したらすぐにネットラジオを聞きながらストレッチ運動をします。朝日記を書いたら、テレビを見ながら、朝食を作ります。朝食後は2頭の犬の散歩と餌やりをしたのち新聞に目を通します。着替えをして6時30分頃に自宅を出発します。自動車の運転中は、無線仲間とアマチュア無線で交信を楽しんだり、オーディオブックを聴いています。7時に職場近くの公園に到着したら、20分くらいウォーキングをした後、自動車内で読書をしたり、スケジュールを確認したりしています。7時45分に公園駐車場を出発し、8時に職場に到着します。8時30分から仕事が始まります。

 早起きをして朝時間を有効に使いたいと思って2、3日は頑張ってみても、なかなか習慣化できない人も少なくないと思います。

 早起きを「目的」にして頑張ってみても長続きはしないでしょう。早起きを習慣化するためには、「何をするために早く起きるのか」という目的を明確にし、起床してすぐに行うことを決めておくことです。早起きは「目的」ではなく、目的を実現させるための「手段」です。

 本書は、早起きのメリット、テクニック、朝時間の活用法及び知的生産を効率化するグッズを紹介します。