1973年度朝日広告賞第2部グランプリを受賞し、新聞、雑誌、図鑑、百科事典などに動物の絵を書いて活躍した画家による動物絵本。サンケイ児童出版文化賞推薦、厚生省中央児童福祉審議会特別推薦、日本図書館協会選定、大阪市立中央図書館選定と評価も高い。同シリーズとして『どうぶつのおかあさん』、『おかあさんといっしょ』などがある。
この絵本に文字は一切なく、そこにあるのは精巧に描かれた動物の親子のみ。毛並みの一本一本までていねいに、その息づかいまで聞こえてきそうな絵には動物本来のもつ美しさがある。登場するのは、子どもたちに身近な犬やねこをはじめ、ウサギ、サル、クマ、カバ、キリン、ライオン、ゾウ。子どもたちはあくまでもかわいらしく、親はその内に秘めた強さを感じさせて見る者を圧倒する。デフォルメされたものと現実のものとを結びつけて考えられない赤ちゃんの目にもはっきりととらえられる写実的な絵で構成された本書は、はじめての絵本として最適の1冊。(小山由絵)
絵本好きの人なら持っていてもいいかも。
★★★★☆
プレゼントにいただきました。
私が小さい頃にも読んでいたので懐かしさもあり、息子が3ヶ月くらいの頃から見せていますが、10ヶ月くらいまではあまり息子のお気に入りではなかったようです(笑)
絵のみで、文章のない絵本なので、読み手の私の技量の問題かもしれませんが…。少なくとも書かれているものをとりあえず読んであげれば喜ぶ、という類の本でないことは確かです。
ただ、動物の絵が本当に素晴らしく写実的で写真以上に本物っぽいくらいなので、そういう絵も見せておきたいなと思って、今もよく見せています。
最近は少しずつ興味も出てきたようで、指差ししたりもしているので、これから楽しめる本かもしれません。
動物園に行って楽しめるくらいになると、実物とリンクさせれてもっと面白そう。
色々なタイプの絵本を持っておきたい方にはお勧めです。
動物好きの方におすすめ。
★★★☆☆
「くだもの」とあわせて購入したのですが、
動物系には、まったく興味を示さず・・・。
というわけで、5歳になった今も、昆虫、動物には、人並み以下の興味しか示しません…。
この名作で、お子さんの興味の方向性が分かるという点ではお勧めです…。
癒し系の絵本です
★★★★★
文字のいっさいない絵本です。身近にいる犬や猫、動物園の人気者のライオンやキリン。ページいっぱいに描かれた動物の親子のかわいらしい しぐさに、思わずにっこり。
1966年初版というから40年以上も愛されている、大人の人にもおすすめの、癒し系の絵本です。
想像性育成
★★★★☆
この絵本は文字は全くありません。
「犬・猿・熊・カバ・キリン・ライオン・ゾウ」それぞれの動物が登場し、「何をしているか」とか「体の特徴はどうか」など自分たちで想像しながら、親子で楽しめる一冊です。
想像性の育成に良いと思います。
写真よりリアル?美しい!
★★★★☆
~1歳目前の娘が動物大好きなので買った絵本!絵本読み聞かせをしていますがこの本には文がないので最初は苦戦!鳴き声と名前の説明をしていましたが…サイやキリンの親子が出て来て鳴くんだっけ?おかげで説明する私もこの絵をじっくり見ていろいろ言葉を探すようになり、娘もそんな私にいろんな反応を示してくれていろんな遊び方出来て新鮮です。現1歳2ヶ~~月になった娘の手でも大きい本ですが、一所懸命本棚から運んでくる姿に感激!きりんの首の長さに驚いてページを閉じたり開いたり、裏表紙の猫をみて鳴き声やしぐさを真似する娘を見ているだけでもハッピーです♪~