アスリートの才能と主体性を10倍引き出す!スポーツ行動学入門
価格: ¥0
選手の才能を引き出しズバ抜けた成果をもたらす、
10万部超えベストセラー作家、谷口貴彦氏による、
世界基準のスポーツコーチングメソッドを体系化した渾身の1冊が完成。
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世界トップクラスのコーチが実践!
アスリートの才能と主体性を10倍引き出す
『スポーツ行動学 入門』
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【活躍できる選手になれるかどうか】
その鍵は、選手の行動力にかかっています。
ここでいう行動力とは、単に「動くだけの選手」ということではなく、
自ら考え答えを導き出し自走し、
効果的に能力アップを図っていける選手のことです。
わたしが、これまで多くの指導者と接してきて分かったことは、
ズバ抜けて優秀な指導者に共通していた点は、
この「自ら答えを見つけ動ける選手」に育てるプロであること、
そして、そこに一番時間を割いていることでした。
なぜなら、このような行動力を育てることこそが、
チームに、そして選手にレバレッジをもたらす
一番の秘訣になるからです。
ですので、このような指導者が、
チームのなかにたった1人いるだけで、
いわゆる指示待ちの選手はいなくなり、
チーム全体が息を吹き返したかのように生まれ変わります。
そこで本書では、いったいどのようにすれば、
このような選手を育て上げることができるのか、
そのメカニズムに論理的に、そして理解しやすいように
順を追って迫っていきます。
これらは、今まで決して公になることがなかったメソッドであり、
かつ、世界最先端のメソッドとなります。
また、本書の内容を、確実にあなたの一部にできるよう、
渾身の特製ワークブックを用意しました。
このワークブックは、
選手1人につき一冊作るワークブックとなっており、
このワークブック通りに選手の情報を記入し、
質問に答えながら思考を発展させていくことで、
選手一人一人に最適化された、
能力アップ戦略を描けるようになります。
ぜひ、本書をキッカケに、
あなたも一流の指導者へと生まれ変わってください。
—<読者特典>———————
アスリートの才能と主体性を10倍引き出す!
『選手の能力開発ワークブック』
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<まえがき>
はじめまして、一般社団法人 日本スポーツコーチング協会の代表理事を務める谷口 貴彦です。私はこれまでに、企業や地方自治体、コーチ養成機関等で延べ30,000人以上の人材育成に関わってきました。
またこれらの経験で得られた人材育成のためのエッセンスを体系立ててまとめた著書を計7冊出版(累計10万部突)し、現在も講演活動からセミナー、セッションを通して多くの方の能力開発に携わっています。
そして、今回私が執筆したいと考えたテーマが『スポーツ行動学』です。言葉の通り、選手の行動にスポットライトを当てて執筆をしました。
それはなぜかというと、多くの指導者は選手に正しい知識やメソッドを教えれば、それだけで選手は主体的に一生懸命練習に取り組んでくれるという思い込みを持っているからです。
ですが、正しいアドバイスをしただけでは、動いてくれないのが実際です。ではどのように選手と関わっていけば良いのか、その点について5章に渡り、具体的に述べています。
◆一流のコーチとは?
ところで、あなたは一流の指導者とは、どのような指導者だと思いますか。
一流の指導者とは、単にトップダウンで指令を出す人のことではなく、選手との関係構築を第一に考えコミュニケーションを取る人のことであり、また、選手をやる気にさせ、指示を与えずとも自主的に行動させることに長けている人のことです。
つまり、いちいち指示を与えずとも自ら考え行動してくれる主体的な選手を育てるプロなのです。
実際、あなたのチームにいる選手全員がこのように自発的で主体的な選手であったなら、チーム全体が見違えると思いませんか。あなたが描いている、全国大会進出、そして優勝も夢ではありません。
では、このような選手を育てるために、指導者に必要なスキルは何なのでしょうか。
それは、1つ目に、選手との良好な関係を作るスキルです。2つ目に選手の個性や特性を生かした指導ができること、そして最後に、選手1人1人にあった的確な育成計画を描けることです。
この3つが揃って初めて、自発的に学び行動する選手へと育てて行くことができます。実際に、青山学院の原監督をはじめ、いま活躍している指導者に共通しているのはこの3つのスキルを持っていることです。
そこで、本書ではこの3つのスキルを最短で効率的に吸収できるよう5つの章に渡り伝えていきます。
第1章では関係を構築するスキルを学び、第2章では個性を生かした指導法を学びます。そして第3章と4章では、どうすれば、選手1人1人にあった育成計画を描くことができるのか、その具体的なスキルを解説します。
そして、最後の第5章では、選手が永続的にモチベーションを保ち続け、行動し続けるためのサポートの方法を学びます。
それでは、一流の指導者へと進化していく自分を想像しながら、楽しみながら本書を読み進めてください。
<もくじ>
第1章:感情行動学〜行動の起源は感情にあった!? 〜
1、人間の行動メカニズム
2、信頼感と親密感が関係構築の鍵
3、選手が本音を話す指導者になるために
第2章:個性を活かす指導法にシフトする
1、世界から取り残された日本のスポーツ界
2、個性を生かした指導法
3、十人十色の練習方法を見つける
第3章:モチベーションをフルに引き出す目標設定法
1、選手のやる気を根こそぎ奪う『目標管理』とは?
2、正しい夢の描き方
3、夢へたどり着くための目標設定法
第4章:勝てる選手の育て方
1、万能ツール『チャンクダウン』を活用する
2、精度の高い練習メニューを作る技術
3、ミドルチャンクとスモールチャンクで未来を描く
第5章:選手のモチベーションを永続させるフォロー技術
1、モチベーション維持の要
2、前進する力を育むためのフォローアップ
3、モチベーション低下を防ぐフォローアップ
<著者プロフィール>
谷口貴彦(Taniguchi Takahiko)
一般社団法人 日本スポーツコーチング協会 代表理事
株式会社コーチセブンピース 代表取締役
旅行業界・外食産業・住宅産業など、多種多様な現場を経験し、2003年にプロコーチとして独立。
やる時は全身全霊で取り組む性格で、コーチの世界において最短で国内の最高峰資格と最高峰の国際資格を1発で獲得。
代表的な著書、「ザ・コーチ 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』」プレジデント社をはじめ、7冊で累計10万部を超えるベストセラー作家。
これまでに、会社経営者やスポーツの日本代表コーチ、起業家などのコーチをする。
人の潜在能力を発揮させるコミュニケーションの専門家として、企業研修・地方自治体、大学などで、延べ30,000人以上にコミュニケーション技術を指導。
50歳を過ぎてからゴルフの魔女に魅了される。