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西洋絵画100選: ロココ美術から抽象絵画へ

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 楽しく読む名作出版会
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本書は、西洋絵画の厳選作品と画家について、時代を追って詳しく解説しています。


第1章【古典主義】17世紀
バロック芸術がイタリアやフランドルを中心に隆盛していた17世紀、フランスでは、秩序や調和を重んじる古典主義が確立した。フランス絵画の父と呼ばれるニコラ・プッサンや、クロード・ロランが代表。


第2章【ロココ主義】18世紀
ルイ14-16世の治世下、芸術の担い手が貴族や富裕な市民へ広がり、繊細で軽やか、女性的なロココ芸術が生まれた。ヴァトー、ブーシェ、フラゴナールが代表。


第3章【新古典主義】18世紀末〜
ポンペイ遺跡の発掘もあり、古典的で、「理想美」を重んじる絵画手法が復活。ダヴィッドとアングルが代表。


第4章【ロマン主義】18世紀末〜19世紀前半
新古典主義の秩序を拒否し、「感情」に重きをおいたロマン主義が開花する。民族意識の高揚や、自然への恐怖、オリエンタルがテーマになる。

□19世紀のフランス絵画は、新古典主義とロマン主義に分断された。
□新古典主義の代表アングルは「線」を強調し、ロマン主義の代表ドラクロワは「色彩」に力点が置かれた。


第5章【写実主義】19世紀後半
農民、物乞い、妊婦、洗濯婦などの社会の底辺で暮らす人々をリアルに描く写実主義が広まる。「自分たちが生きる世界」がテーマである。


第6章【印象派】19世紀後期
印象派は目に映った一瞬のうつろいを、きらめくような筆致で描いた。戸外での絵画制作によって、「光によって変化する物の姿」を巧みに捉えた。モネやルノワールなどが代表。


第7章【ポスト印象派】19世紀後期
印象派を踏襲しながらも、「線と色が持つ表現の可能性」を追求した。幾何学的な形態を探求したセザンヌや、自己の内面を色彩で表現するゴーギャンとゴッホが代表。

第8章【ラファエロ前派】19世紀後半
ルネサンスの巨匠ラファエロを規範とした古典偏重の教育に異を唱え、それ以前の中世や、初期ルネサンス芸術に規範を求めた。ミレイや、ロセッティらが代表。

第9章【象徴主義】19世紀後半〜
人間の内面や夢や神秘など、「目に見えない内面的な世界」を表現する象徴主義が起こる。ギュスターヴ・モローやルドンらが代表。


第10章【フォーヴィズム(野獣派)】20世紀初頭
色彩の革命。絵画は自然な外観を描写するという常識が壊れ、野獣派と呼ばれるほど、「現実にはありえない色使い」で絵を描いた。マティスがその代表。

第11章【キュビズム(立体派)】20世紀初頭
形態の革命。対象を「さまざまな角度から幾何学的に」捉え、それらを平面上に再合成しなおし、キュビズムという、自由な絵の描き方を可能にした。


第12章【抽象主義】20世紀
対象物を描写するという、絵画の基本から解放されて「色と形」が持つ無限の可能性を追求した。カンディンスキーや、モンドリアンらが代表。