【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:坂木司/著 出版社名:光文社 シリーズ名:光文社文庫 さ24-1 発行年月:2009年04月 関連キーワード:シンデレラ テイ-ス コウブンシヤ ブンコ サ-24-1 しんでれら てい-す こうぶんしや ぶんこ さ-24-1、 コウブンシヤ コウブンシヤ 2271 こうぶんしや こうぶんしや 2271、 コウブンシヤ コウブンシヤ 2271 こうぶんしや こうぶんしや 2271 大学二年の夏、サキは母親の計略に引っかかり、大っ嫌いな歯医者で受付のアルバイトをすることになってしまう。個性豊かで、患者に対し優しく接するクリニックのスタッフに次第にとけ込んでいくサキだったが、クリニックに持ち込まれるのは、虫歯だけではなく、患者さんの心に隠された大事な秘密もあって…。サキの忘れられない夏が始まった。
おとぎ話のよう
★★★☆☆
「ひきこもり探偵シリーズ」の坂木=サキ、鳥井=四谷とした感じ。
穏やかな日常ミステリー。
舞台が歯医者さんというのが面白い。
だが、それ以外はあまり印象に残らなかった。
四谷が完璧すぎる。物語が綺麗過ぎる。
それこそ「シンデレラ」などの、おとぎ話のようだ。
読みやすい本を探している人にはおすすめです。
読みやすい作品が好きなら・・・
★★★★☆
一つ一つのお話は短編で、気軽に読めるお話です。
そんなサービスの歯医者はないでしょ、と思いながらも、
主人公をはじめ医院で働く皆が、患者達の抱えている問題に
切り込んでいく展開がおもしろくてどんどん読み進めてしまいます。
ただ、名探偵役の四谷氏が、医院ではほとんど表に出ない、患者と
特に接する機会の多いポジションでないにもかかわらず、かなり少ない
情報をもとにひとりだけ名推理を披露する様子には、「あれ?」と
いう気がしました。
また、主人公が彼に惹かれていく経過の描写が多くはないので、
気付くといきなり好きになっているようで共感できず・・・
四谷氏のホットなところとクールすぎるところが混在している点にも
違和感を感じました。
ご都合主義的な展開で冷める人にはオススメできないかもしれません。
歯医者へ行けるようになる?
★★★★★
坂木さんの作品は、いつもホノボノ、心に陽だまりをくれます。
今回は歯医者が舞台ということで、歯医者嫌いの私はかなり躊躇いました。
が、「我慢していても、夏は動かない。歯も治らない。」の帯にやられ、
恐る恐る読み始め・・・恐怖感はどこへやら。
独特の温かい人間味がイッパイ詰まった作品に惹き込まれ、一気に完読。
主人公の目線・想いが丁寧に描かれており、引きこもり探偵3部作に引けをとらない名脇役が出現し・・・大満足の逸品でした。
この本を読んだ後、ン年ぶりに歯医者アレルギーを克服しました。
だから、有難うの思いもこめて、☆5つです♪
デンタルクリニックが舞台の、日常の謎&ロマンス
★★★★☆
歯科医嫌いの大学生のサキは、母の計略で
夏休みにデンタルクリニックでアルバイトをすることに。
受付として働き始めたサキは、
クリニックの患者さんたちの心の悩みも解決することになり。。。
ロマンスたっぷりの、短編連作・日常の謎ミステリ。
「ひきこもり探偵シリーズ」などが有名な著者の、ロマンティックミステリです。
クリニックを訪れる患者さんの心のとげを
サキと歯科技工士の四谷さんをはじめとする
クリニックのメンバーたちが発見し、抜いていくという形式です。
それに合わせて、サキの内面的成長と
四谷さんとの恋が描かれていて、青春ロマンスとしても楽しめました。
ほっこりするような、素敵なお話です。
舞台が歯科医院なのは面白い
★★★☆☆
期待せずに読み始めたものの、歯科医院で起こる”日常の謎”がとても新鮮♪
(ヒロインと異なり)歯医者さん恐怖症でなくても、なんとはなしに共感はできるせいか?
但し、ヒロインをはじめとして、歯科医院のメンバーが類型的なのがいまひとつ。