感動した
★★★★☆
戦う理由として、仲間のためという思いに感動しました。
人のために命をかけられる人が今の世の中にどれ程いることか・・・
私は人を支援したいと思い福祉の仕事をしていますが、仲間や信じた人のために命を張って行動できるか自信がありません。
純粋に人のために行動する筆者やその戦友の姿にとても感動しました。
本の中の筆者のどの写真をみても、とても穏やかなやさしい顔で、意外でした。(もっと怖い顔を想像してました)
本当に強い男はこのような優しい表情になるんだなと思いました。
ヌング・ローイ!
★★★☆☆
目を閉じると当時の事が最近あった事のように思えます。
懐かしい気持ちで読みました。
彼らの冥福を祈ります。
平和への強烈なアンチテーゼ
★★★★★
高部氏の第一作「戦争ボランティア」は衝撃的だった。
それは日本の嘘の平和への強烈なアンチテーゼだった。
その後の動向を注目していたのだが、以後の著作はややミリタリーマニア風の内容が多くなり(出版社の商業主義と氏も食わねばならないという事情もあったのだろう)食傷していたところ、今回最も知りたかった、氏の戦友たちのカレンとのかかわりやその後を書いてくれた。
なぜこんな生き方ができるのか。平和とは戦わないことと考える偽善者どもがなんといおうと、このような同胞がいたことを我々は誇るべきである。
氏の戦友の一人の著作「カレン民族解放軍のなかで 」西山 孝純 もあわせて読んでほしい。
誇りとは
★★★★★
日本人の忘れかけている何かが発見できるようなそんな内容の本です。
純粋に生きるとは
★★★★★
この本に登場する日本人兵士の方々の一割・・・いや1%も自己犠牲の精神を持ち合わせていない私には
軽々しい言葉で「感動した」「共感した」などと口にすることはできません。
ただ心よりその勇気と行動力に敬意を感じます。
本来、ボランティアとは義勇兵という意味を持っているそうですが
現代社会のまるで溺れる者に岸辺から詩を囁くがごとく偽善的なボランティア活動が蔓延するなかで
彼らこそ、まさに数少ない本物のボランティア精神を追及した戦士たちと言えるのではないでしょうか。
自分の人生を何に使うべきなのか深く考えさせられました。