この人たちに　なんの飾りも必要ないです。
そのままが　生々しい光を放ち　観るものを飲み込んでしまいます
いま　ここにいるルースターズは　特別なものじゃなくて
たったいまのルースターズなわけで
ただただ　ため息がでるほど感動的なロックンロールを放射する四人なのです。

こんなＢＡＮＤ　世界中探しても　彼らだけじゃないでしょうか・・・・

　

浮き世は夢よ!只狂え。異端にして普遍!言い切れば大江の為のみ存在したルースターズ。しかし、私個人的ではビートルズとストーンズと並び1番信頼したバンドです!天使が見初めたのもマジかもしれないな?ダンダン。

相対的にカッコいい音楽は世界にたくさんあるけれど、大江慎也の表現はそのどれとも比べられない。その言い表しえぬ感動は確かに今も存在していることが、この「IN THE MOTION」によって示される。
ＬＩＶＥもＤＶＤも最高でした。大江さん、新譜楽しみにしています！

おそらく「RE・BIRTH」のレビューにあったように、この映像にある種の痛ましさを感じる人もいるかもしれない。オフショットに見え隠れする、大江の中年然とした凡庸さと少年じみた気弱さとに。しかし皮を剥がれたその精神がステージに解き放たれて狂気を帯びたとき、陶然とならざるをえない。花田、池畑、井上のながく音楽業界を生き抜いてきた円熟味との対照のなかで、ますますヒリヒリと伝わる大江の内奥が響いている。もちろん、ここに大江の物語を投影するのはフェアではないが、やはりそれは狂気だ。
デビューのころの博多弁でもなく、その後のつっかえがちな標準語でもなく、英語で語るＭＣで必死にメッセージしようとする、その姿を僕は信じる。祈りとも言いたくなる、無様な叫びに撃たれる。
カッコイイなんて言いたくない。だけど、これがロックだ。

2009年年末に実現した伝説のルースターズひと夜限りの復活ライブ。
自分もこのライブに参戦して来ました。
当日はテンション上がってて何が何だかわからない状態でしたが、
DVDで冷静に「最新型のルースターズ」を再確認したいと思います。
大江慎也という人は、本当に不思議な魅力を持ったロッカーです。
そして、ルースターズは未だに進化し続けています。