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心は病気―役立つ初期仏教法話〈2〉 (サンガ新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: サンガ
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心の弱さを素直に認めること ★★★★☆
前作「怒らないこと」に続き、今回もお釈迦さまの教えは深い。

この本はまず「人の心はみな病気である」と喝破するところから始まる。現代人は個性を称揚するが、高慢な自我に囚われ歪んだ心も個性のうちだから、冷静に自分の言動を見直し、歪んでいる部分は歪んでいると認めることが必要だ。

次にお釈迦さまが3人の狂人の心を治す事例が示される。我が子の死を受け入れない母親に対して、「死者を出したことのない家からカラシの種を貰ってくること」というお題を出し、死の普遍性を理解させる。仏教は心の科学であり、お釈迦さまは心を救うために心を冷静に分析しているのだと感心させられる。

最後に心の育て方として瞑想法が教えられる。「私、私」という自我の心から慈悲の心に変えていくことで、幸福に平和的に堂々と生きていくことができる。

自分の感情を踏みにじって生きていくことは難しいが、一方で我々は感情に振り回されることが多いのも事実。心の弱さを素直に認めて、そして強靭な心を手に入れたいと強く思った一冊。
心を思いどおりにするために ★★★★★
 怒ったり、泣いたり、喜んだり、私たちは心に支配されているのですね。
自信がもてないのは自信過剰から・・・と知ったときにはとても驚きました。自分が完ぺき主義であることを認識しました。まさかこんなに出来ない自分が完ぺき主義だったなんて!(笑)
 それとお釈迦様のエピソードはまるでお釈迦様に自分が言葉をもらえたように感じて、涙が出ました。お釈迦様ってかっこいい〜と思いました。
これでスマナサーラさんの本は二冊目です。はまって読んでます。^^;
いい内容です。 ★★★★★
スマナサーラさんの著書はこれで2冊目です。
今回は題名に惹かれて購入しました。読み進めていくと、「 心は知恵のない大ばかもの 」というくだりがあるのですが、これを読んだときには目からうろこでした。とてもいい本だと思うのでなにか迷いがある人には是非読んで欲しいと思います。
「心は弱い」からこそ「日々、磨く」事が必要 ★★★★☆
私にとっては非常に良い本だと思います。「心は弱い」という前提で「だからこそ、その心を日々磨き続けないとすぐにダメになってしまう」という考えは賛同できる。その為に「欲望」を常に客観視し、「自分の嫌いな人、自分を嫌いな人」の幸せを祈るということが自分にできるかはまだ自信はないが、頭の片隅にそういう考えを置いておくだけで随分と気が楽になる気がする。この本でも言うように「できればいいけど、出来なくても気にすることはない」訳でもあるし。日曜の朝辺りに時々、読み直して、自分の心を見つめなおすきっかけにしたい。
大事なのは宗教法話よりも深く考える力です ★☆☆☆☆
良い教えですね。 それでも・仏教その他の宗教の良いお話よりも、まず、自分で考える思考を構築する為に哲学史、哲学書を読み、犯罪被害者の立場になる感性を持つことを総ての人間に希求します。 人間は死ぬまで動物に変わりはないのです。人は1人で生きてません。どの宗教も理解の仕方で変わります。 仏教や宗教に傾倒心酔されないように願って止みません。