新たな旅行記
★★★★☆
ヨーロッパの各都市をめぐりその都市でここ100年の間に起こった出来事を振り返る旅行記です。それぞれの都市での100年の間に起こった出来事を記述し振り返り思いをはせる内容が、自分自身が実際にヨーロッパの各都市をめぐり、そこで何が起こっのたか?過去の歴史的な出来事を今まさに自ら体験してるような思いにとらわれ20世紀の100年間のヨーロッパをタイムマシーンで旅をしているかのような記述は旅行記としては珍しいかな?1900年初頭アムステルダム、パリから順に始まり1900年代の終わりのサラエヴォまでヨーロッパの各都市や町や戦場を巡るため各国の主要都市は上下巻に何回も登場することになります。上下2巻ですが各章はコンパクトに記述されていますので読む人によっては「物足りないかな?」「もっと詳しく記述して欲しい」と感じられるかもしれませんが、20世紀のヨーロッパで何が起こり、何が行われたのかを広く浅く知りたい方には読みやすくていい本だと思います。