二人の優しさと甘さに酔いそうです。
★★★★★
男ゆえに(当然ながらですが)香藤の子供を産めないことに切なさを覚える岩城と、同時期に香藤の妹の出産、生きて産まれなかった香藤の兄。
この話には、かなりジーンとしました。
それほど深く愛し合っているんだなーと思うと、三木さん、森川さんの熱演もあり、
BL的な萌えとかそういうものじゃない、人間同士の愛情を感じます。
もうひとつ、旅行先で出会ったカルロとマギラとのエピソード。
というかメインは主役二人の結婚式?
他人がお膳立てした結婚式を受ける岩城の懐深さに、大人を感じました。
そして、二人の紡ぐ言葉と甘い雰囲気にやられちゃいました。
Hシーンはあるんだけど、それより二人の会話そのものが甘い、エロい、深い。
三木さんと森川さんは、最高のキャスティングだと思います。
ときどき聴き直しても、色褪せないドラマCDだなあと思います。
祝・結婚! 波乱のハネムーン編
★★★★★
原作コミックスの6巻分がちょっとアレンジされて入ってます。
* 岩城さん想像妊娠編
夜中に突然聞こえる赤ん坊の泣き声に怯える岩城さん(森川智之)、わけがわからず困惑する香藤(三木眞一郎)。オカルト風の味付けで、下手すると荒唐無稽になりかねない話だけど、もはや「春抱き」CD7枚目を数えるベテランカップル(笑)三木さん・森川さんの息はぴったり。岩城さんの「器を持たない俺が香藤の精を受け続けることを責めるように・・・」ってくだり、原作でも生々しくてドキリとしたけど、森川さんの静謐な美声で言われるとなおさら堪えます。
* 香藤家の大晦日・お正月編
上記オカルト話の後日談で、香藤家総出演。全員まったく屈託なく岩城さんを家族の一員として扱ってるのがウレシイというか、コワイというか(笑)。原作ではここまで甘く?ないので、その味付けの違いが面白い。彼らは岩城さんを婿だと思ってるのか嫁だと考えてるのか、なんて下世話な想像をしちゃいます(笑)。自宅に戻って玄関先での初***、原作と微妙に台詞ちがいます。香藤のノリ最高。アドリブなんだろうけど、岩城さんの「好きにしろ」は・・・反則だってば。
* 西海岸ハネムーン・挙式編
二人っきりで過ごすウェストコーストの休日が、気づいたら「カジノ・リリイ」のカルロ(リキ入った美声の諏訪部順一)と真輝(憎らしい口調がかわいい鈴村健一)にハイジャックされた形の岩城さんと香藤。ストーリー展開にはややつっこみたくなる個所もあるけど(他人にお膳立てされて結婚するってどうよ、とかね)、ここはまあ細かいこと言わずに、甘い美声に酔うのが正解でしょう。挙式後、ホテルに戻った香藤の陶酔しきった台詞の熱さに、それに応える岩城さんのうっとりした囁きに、流されて幸せになることうけあいです。
新婚旅行&結婚式編です
★★★★★
相変わらずラブラブな岩城さんと香藤が新婚旅行中に結婚式も挙げてしまう話とややオカルトっぽい2本立て。
「カジノリリィ」のカルロとマギラのカップルも登場しています。
カルロ役は外人役ではピカイチの諏訪部さん。
相手を思いあう気持ちになんだかこちらも幸せな気分になる「春抱き5」でした。
今度DVDも出るので、こちらも楽しみ。