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ダレン・シャン〈10〉精霊の湖 (小学館ファンタジー文庫)

価格: ¥693
カテゴリ: 新書
ブランド: 小学館
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ハーキャットの正体 ★★★★★
この巻は、「ハーキャット編」と言える巻です。

ハーキャットの元の正体を探す旅にダレン・シャンが同行します。
ミスター・タイニーが二人を連れて行った場所は、荒涼とした原野で、竜がいたり巨大なカエルがいたりと想像を絶するものでした。
その不毛の地で、二人の辛い試練の旅が繰り広げられます。
そして辿り着いたのが精霊の湖です。
そこには、罪を犯し閉じ込められた魂がありました。
そして、ハーキャットの正体は・・・。

この話には、ハーキャットの正体が解ると言うこと以上に重要なことが隠されています。
それは、彼らが送り込まれた世界がどこなのかと言うことです。
それは、「闇の帝王」の支配する世界です。
これが「未来」なのです。

更に、ミスター・タイニーの正体もおぼろげながら見えてきます。
時を行き交う「時間の管理者」と言う位置づけなのでしょうか。

いよいよ「ダレン・シャン」の世界が、次第に明確になってきました。
後2巻。
クライマックスに差し掛かります。
帰ってきてクレプスリー… ★★★☆☆
私はダレン・シャンが大好きだったのですが、この10巻を読んでからは最終巻以外を手にとっていません。
理由は、クレプスリーが出ないことと、急にファンタジー色が濃くなってしまったからです。

奇怪なサーカスから夜明けの覇者までは、ファンタジーではありながらも、私たちの生活の裏側、知らない夜の世界という感じでした。もしかしたら本当にバンパイアっているかも…もしかしたら、自分のところにもバンパイアが現れて血を入れられるかも…という妙な期待や興奮を感じられる、現実と紙一重な印象がありました。

しかし、精霊の湖ではいきなり現実から離れ、ドラゴンやらが出てきて一気に空想の世界へ変わってしまいました。残念です。

それにハーキャットはクレプスリーじゃなかった…それが一番のショックです。
まさに精霊の湖 ★★★★★
バンパニーズ大王の追跡・戦いから一時離れて休息の間、というような巻に思えます。休息と言ってもダレンとハーキャットの旅路が平和という意味では決してありませんが…。
クレプスリーも出てこないですし、この巻をだるく思う人もいるかもしれませんが、私は10巻が一番好きですね。トラスカがダレンに言った言葉は、訳者があとがきにも書いているように、涙なしでは読めません。そしてダレンとハーキャットとの友情、展開が読めると言ってしまえば否定は出来ませんが、想像力をかき立てられる世界… 平和とは言い難いですが、一番ファンタジーチックだと思います。
ダレン・シャンシリーズ後半はバンパニーズとの戦いがテーマとなっていますが、この巻でこの話をもって来た作者は上手いと思います。
グロテスク ★★★☆☆
父親同然のクレプスリーを失ったダレンは、涙を流せません。
自分以外の人がクレプスリーの話をするのが許せず、自分の殻に閉じ籠ってしまいます。
愛犬を亡くした時の私と同じでした。
思い出話ができるまで、長くかかったなぁ。

そしてハーキャットの正体を探す旅は、気持ち悪い描写が続きます。ぉぇっ
こんなん、どこからどこまで映画にするんだろうか…
ハーキャットの正体と未来 ★★★★☆
10巻では、いろいろな人の新たな一面のようなものが見れてとても嬉しかった。
ミスタータイニーははじめの方の巻では、出てくる度にヒヤヒヤしたものだけれど、今度は人間ぽくて温かみがあったような気がします。
元海賊の人の話は、この人がいなくても別に成り立っていたような。
もっといい人に描いても良かったのではないかなと思いました。

ハーキャットについていくためにダレンが引き返すところで感動しました。
友達ってこういうものだよねって。

ハーキャットの正体については、今まで死んでしまった人がたくさんいて、どの人も蘇って欲しかったから少しガッカリしました。
でも、最後のほうのページであの人の名前とハーキャットの名前が並んでいるのを見て、初めてあの人を失ったことに涙しました。
あの人の去り際はちょっとさっぱりし過ぎていたけれど。

死の番人、未来の姿、竜の戸惑いなど、今後どのように絡んでくるのか大変楽しみです。