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戦場のピアニスト オリジナル・サウンドトラック

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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   ポーランドの有名な作曲家・ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンがナチス統治下のワルシャワのゲットーで生き残った話をロマン・ポランスキーが描くのに、監督の深奥部にある情熱が注ぎ込まれるのも当然のことだろう。監督自身、囚人番号7の少年としてクラクフのゲットーを脱出したことがあるのだ。この音楽家の、第2次世界大戦中に迫害されたユダヤ系ポーランド人のあいだでの音楽的ヒーローとしての地位を凌駕(りょうが)するのは、シュピルマンのレパートリーの中核をなした作曲家、ショパンのそれだけである。それゆえこの映画のスコアはショパンの音楽を中心に回っている。現代ポーランドのピアニスト、ヤーヌシュ・オレイニチャクは音楽上の先祖でもあり祖国の先祖でもあるショパンに熱烈なオマージュを捧げており、夜想曲嬰ハ短調の忘れがたい旋律がこの映画の歴史的およびドラマ的なトーンを定めている。かつてポランスキーの協力者であったヴォイチェフ・キラール(「ナインスゲート」「死と乙女」)のサウンドトラック用音楽は、ここでは感情のこもった「ムーヴィング・トゥ・ザ・ゲットー」が使われているが、この曲はキューの役目をして、サウンドトラックがトラブルを起こす時と場所を控えめな上品さで伝えてくれる。このディスクには、1948年にワルシャワで録音された、シュピルマン自身によるショパンのマズルカ、作品17の4の貴重な演奏がリマスターされて収められている。(Jerry McCulley, Amazon.com)