電力新生記 第12部 検証 新電力・挑戦の一年 (電気新聞e新書)
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2016年4月開始の電力小売り全面自由化によって新電力の数は約380者に膨れあがった。約18兆円といわれる電力小売市場になだれ込んだが、「こんなはずでは」という声は、販売実績が下位の社だけでなく上位陣からも聞こえてくる。生き残りを懸けたこの一年の挑戦、そして次の手は──。新電力の針路を探った。
<目次>
1.顧客接点の“深さ”で明暗/18兆円市場開放、ガス会社躍進 家庭用「価格より信頼」
2.「誰でも売れる」の誤算/成否分ける営業員育成
3.「検針票」が参入障壁に/専用システムの構築を
4.特高・高圧の価格競争激化/巻き返し図る大手電力
5.顧客動かす「2年目」の道は/“売れる”戦略磨き着実に