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あなたの生き方を変える断食の本

価格: ¥1,440
カテゴリ: 単行本
ブランド: 致知出版社
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アマゾンFBA配送センターから迅速に配送されます。 帯あり。経年劣化による若干のヤケ、クスミは有ります。傷み、マーカー、書き込み等もなく奇麗な状態です。
断食の見識が深まります。 ★★★☆☆
私が買おうとした時にはアマゾンでは見つからない本でした。
一般人が生活に取り入れるにはかなり厳しいレベルの断食法が書かれています。私もまだ実践していません。
断食に興味を持ち始めた方、というよりも、すでに何冊かプチ断食の本をお持ちで、より詳しくなりたい方におすすめです。
だけど普通に美容健康目的でプチ断食したい人には必要ではないかしら。そんな感じです。
10日間の「食べない贅沢」で人生が変わりました。 ★★★★★
この本は大変奥が深く、著者自身が40日以上の断食を2度も
経験されていることもあって、とても説得力がありました。

バセドウ病(甲状腺ホルモンが亢進する病)を発病し、不妊症も抱え、
治療を受けながらただひたすらもがき苦しんでいた時、あるサイトで
「食事を消化するエネルギーは莫大で、断食又は少食にすることで余った
エネルギーを体内浄化や細胞の修復に回すことが出来、それによって身体の
機能が活性化し、病気も治る」と目にしたことが手に取るきっかけでした。

とはいえ最初は半信半疑だった私。しかし「元の健康な体を取り戻したい。
心も体もきれいにしたい。」この本を読み進めるうちにその思いが次第に
強くなっていったのです。

ここにはまず断食と同じ日数の準備期間が必要なこと、断食中の心の持ち方、
断食終了後は再度同じ日数をかけてゆっくり戻していく復食の内容と大切さ
(大変さ)が書いてあり、注意事項を守り、復食を含めてきちんと計画して行えば
1人でも出来るということや、三日・五日・七日・十一日断食等、日数に応じた
実践の解説もあり、非常にわかりやすくてよかったと思います。

当初は自宅で行うことに対し不安もありましたが、実際にやってみると空腹が
辛かった最初の数日が過ぎる頃には体の軽さや頭の冴え、目覚めの良さに
自ずと気がつき、心も体も段々スッキリしてきたので、思いきって行ってみて
よかったと思いました。

大変長くなりますが、参考までに私が体感した変化を順を追って以下に記して
おきたいと思います。一切の食を断ち、体の中のすべてのエネルギーを排泄に
まわすことで、こんなにも劇的な変化が自分の体に訪れるとは…。
本書に書かれていた、まさにその通りのことを体感出来たと思います。

●断食中の変化●
1.体臭・口臭がきつくなった
 (尿が濃く薬品?臭くなり、私は甘いもの好きだったからか、
  体からバタークッキーのような甘ったるい匂いがしました)
2.何度歯を磨いても、歯や舌に白いヤニや苔のようなものが出た
3.やる気や集中力が出て、最初の2日間は片付けなど効率的に出来た
4.寝起きが良くなり、睡眠時間が短縮された
 (おそらく内臓が休息し、体に負担がかからなくなったためでしょう)
5.4日目くらいからあまり字が読めず、頭が働かなくなった
 (本能でいろんなことが感じられるようになった気がしました)
6.アレルギー性の鼻炎が5日目あたりから治ってきた
7.控え目に10〜15分程度にしていた半身浴後、子宮から茶色の
 ドロッとした液体が少しずつ、何日間か流れ出た
 (内臓の一番下に位置している子宮には様々なものが溜まるそうですが、
  さすがにその中のものまでこんなに出てくるとは予想外でした)
8.主に下半身や背中に蕁麻疹のような湿疹が大量に出現
 (脂肪の中に溜め込まれていたものが、湿疹という形で出たようです)
9.不思議ですが、アンテナが立ったのか?直感が鋭くなったと感じた
10.普段なかなか起きないようなことがいくつか続いた
 (2年、もしくは6年以上連絡を取っていなかった友人達からの突然の
  メールや再会等々、何か目に見えない繋がりが顕在化したかような 
  出来事が別々のところから、しかも急にやってきました)

●断食後の変化●
1.鼻や舌が敏感になり、添加物が大量に入った食品が食べられなくなった
 (好きだったお肉類より野菜を食べたいとすごく思うようにもなりました)
2.宿便は復食後に大量に出た(ねっとりした黒い便でした)
3.体重・体脂肪の減少(10日間でそれぞれ6kg・5%の減)
4.各部位のサイズダウン(ウェスト10cm・ヒップ4cmのダウン)
5.肌のくすみが取れて顔色が1トーン明るくなり、ツルツルになった
6.女性ホルモンの数値が整って、婦人科の医師に驚かれた
 (黄体機能不全もなくなって「全く問題なし」と言われました)
     
当初は5日間の予定で準備をして臨んだのですが、終了時点ではまだ毒素が
出ている最中のような気がしてもったいないと感じ、気がつけば10日間にも
及んでしまいました。

本書の通り、自分1人で徐々に食事量を増やしていく復食は大変でしたが、
胃腸が少しずつ動き出して食欲が湧き、元気を取り戻しつつあった4日目
以降は外出する用事を入れるなどして食べ過ぎない様に、又ある程度の
時期までは禁止されている食べ物は一切取らないように気をつけました。
(腸捻転や内臓を痛める等の恐れがあるのが怖かったため)

断食中は鍼灸の先生からも「断食の効用は復食にあり」と教わったこともあり、
それを自らに言い聞かせ、復食期間中もなるべく断食期間のようなつもりで
臨みました。(でも正直に言うと、食欲が急に湧いて食べ過ぎて失敗したかな?
という日もやはりあったと思います^^;)ちなみに先生は、断食中の私の体の
敏感さを考慮して、基本的な針のみに施術をとどめて下さいました。

現在は食のありがたさをしみじみと感じ、果物、野菜ジュースを含めた菜食や
大豆、海草、きのこ類、そして玄米など未精製の穀物を摂るように心がけ、
主に和食中心の食生活に切り替えたところ、1日2〜3回程の明るい色の排便が
あるようになり、久しぶりに体調の良さや疲れにくさを実感しているところです。

ただ持病をお持ちの方などは医師の診断を仰ぐ必要がありますし、健康な方でも
復食まできちんとフォローして下さる施設で行うのが一番安全でいいと感じます。

しかし本書に書かれているように「純粋さを持って」臨まれ、断食中はご自身を
見つめ直すことに重点をおいて過ごされれば、食生活だけでなく今後の生き方をも
変えてしまうような何かを体感することが可能かもしれません。

北川八郎氏は名著 『繁栄の法則』 の著者でもありますが、断食の奥の深さを
説いておられる本書も、私の新たな指南書になってくれたと思います。

最後に、1人で行う断食の方法ですので、著者が本書に書かれているように
「長期間の断食」と各断食後の『復食』はくれぐれも気をつけて行って下さいね。


追 記:

断食直後の生理は1度来ませんでしたが(断食によって体内が浄化された為に
排出する必要なしと体が判断した、あるいは生命の危機に瀕して体が一時的に
ストップをかけた、ということが考えられそうです。基礎体温表では、排卵は
ちゃんとあったような感じでした)、その後受けたバセドウ病の血液検査では
ホルモンの数値がずっと安定して、念願の子どもも思いがけず授かりました。
(39歳8ヶ月での妊娠で本当に嬉しかったです)
   
授かりものですので、他にも様々な条件が重なったこともあるとは思いますが、
断食によって子宮も含め体内の浄化がなされたこと、卵巣が機能のアップにより
若返った?こと、そして種の保存本能のスイッチがONになり、ちゃんと働いて
くれたことが大きな要因かもしれないと、何だか感慨深いものがありました。
 
また、出産予定日が1年後のまさに断食を始めた日(1月15日)でしたので、すごい
偶然(?)だなぁと心底驚きました。ちなみに実際に長女を出産したのはその3日後
だったのですが、病院で「胎盤がすごくきれいでした」と言っていただき、やはり
子宮や血液がきれいになっていたんだ、間違ってはいなかったんだと心から感謝
の気持ちで一杯になりました。

私は高度生殖医療を頭から否定しているわけではありませんので、その辺りは
ご理解いただければと思いますが、本書には不妊症の方について男女ともに断食
を行う効用も少し書かれていますので、ご参考にしていただければと思います。
   
断食というまさに「食べない贅沢」で「人生の喜び」を味あわせてもらった私。
本書を読まれる方が、私のように今後の生き方や人生までも変わってしまうような
素晴らしい体験をされること、またそのきっかけにしていただければ幸いです(^_^)

  
食のありがたさを知る ★★★☆☆
以前から断食に対してなんとなく興味があって、読んでみました。
本書は飲食を基本的にしない完全断食の方法と効用が書かれています。
断食の方法は、初めての人でもできる1日断食からそれなりに回を重ねてから行う
7日断食までの準備や心構えなどが詳しく書かれています。

但し、こういった本にありがちですが、一部で著者が何の証拠の提示もなしに断定的な
物言いをするところがあり、医学的・科学的な根拠を求める方は不快に感じることがある
かもしれません。


そして、私も本書にしたがって、1日断食を行ってみました。

断食後、なんとなく体が軽く、便通などもよくなった気がします。
もしかすると本当に気分的なものに過ぎないかもしれません。
ただ、一つだけ確実に言えることは、普段何気なく食べているご飯のありがたさを
改めて感じることができるようになったこと。これは大きな効用と言えるでしょう。
断食後の朝に食べたほとんど味のない粥のなんとおいしかったことか!
それを求めるためにまた断食をしたくなるほどです。

当たり前のことですが、断食は万能ではないことを念頭に本書にしたがって、体調や
精神的な状態にあわせてうまく行っていけば、それなりの爽快感と健康的な体を手に
入れられるものではないかと思います。