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ジェイン・エア(上) (光文社古典新訳文庫)

価格: ¥907
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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もうちょっと ★★★☆☆
ずっと新潮訳に親しんでましたが初めて他の訳を読んでみました。
解りやすいものの趣がないというか・・・あまり古典に馴染んでない人向きでしょうか。
ただこの不朽の名作の激烈さを損なってはいないと思います。

それと
これから読まれる方はまったく無関係なスピンオフとは切り離して読んで頂きたいです。
おそらく狂人の妻の描き方が似た境遇のその作家の気に触ったのでは。
力量があるのならば全くのオリジナルで表現すべきだと思います。
ど根性ジェインの生き様 ★★★☆☆
「渡鬼」ばりの長ったらしい台詞が頻繁にあり、その台詞からC.ブロンテ自身からのメッセージが伝わってくる。自分で運命を切り開いていくんという心もちを持って行動する主人公ジェイン。物語がすすむにつれてジェインがツンデレキャラに変化していく…。
ん十年ぶりに読んでみました ★★★★★
「ジェイン・エア」を初めて読んだのは中学生の時で岩波かどこかのハードカバーだったと思います
おぼろげな記憶ではブ男と陰気なオールドミス風の女性とのラブロマンスというような印象で
内容で覚えているのは暗い子供時代と庭園でのプロポーズ、最後に遠距離にいるはずの二人の不思議な以心伝心あたりでした
ケーブルテレビでBBCのドラマ化されたものを見て久しぶりに読んでみようかなと買ってみました

今改めて読むと哀れな子供時代は退屈に思えましたがロチェスター様登場以降怒涛の展開で
古典のメロドラマの王道で面白かったー
二人が出会った早い段階からロチェスターはジェインをあれ?と思わせる箇所があったり
二人はこんなにイチャイチャしてたっけ?とか
ジェインはマジメで堅物だけど純粋で一生懸命でうぶで全然オールドミスなんかではない若々しさや生命力に溢れてるし
ロチェスターは酸いも甘いもかみ分けてマッチョで男性的でありつつもナイーブな面もありと
主人公二人とも不細工と書かれてるけどそれ以外を補ってあまりあるくらい充分魅力的で個性的
むしろこの本の中では美男美女に碌な奴がいないとか(笑)新たな発見があって面白かったです

二十歳頃に一度他社の文庫本で読んでみようとトライしたのですが
既に村上春樹や吉本ばなな漬けで文語調の文章がどうにも頭に入らなくてだめだったので
こちらの口語訳はありがたかったです
読む順番を間違えました ★★☆☆☆
サルガッソーの広い海というジーン・リースの作品がジェイン・エアを裏返したものだと読んだので、先にそちらを読んでからジェイン・エアを読みました。
 まあ、読みにくいこと、読みにくいこと。
 新訳なので日本語はわかりやすいのだけれど、あちこちに偏見があるとか、出てくる人が何か類型的だとかそういうことばかり気になって。
 この本を読んでからサルガッソーというのは、あちらが面白いからおすすめだけれども、サルガッソーを読んでからのジェイン・エアというのはとてつもなく難しいですね。
 メロドラマだと思って楽しめれば良かったのかなあ。読む順番を間違えましたね。
ずっと そばにいてください ★★★★★
シャーロット・ブロンテ「Jane Eyre」翻訳版です。

愛を誓った彼に裏切られ、失意のうち家を離れる彼女。

やがて、新たな幸せを手に入れようとしたその時、

遥か彼方から助けを求める彼の声が・・・

強く、優しく、美しい、女性を実感できるせつない恋の物語。