【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:今井智子/著 出版社名:飛鳥新社 発行年月:2009年08月 関連キーワード:ドリ-ムズ トウ- リメンバ- DREAMS TO REMEMBER キヨシロウ ガ オシエテ クレタ コト どり-むず とう- りめんば- DREAMS TO REMEMBER きよしろう が おしえて くれた こと、 アスカ シンシヤ アスカシンシヤ 0186 あすか しんしや あすかしんしや 0186、 アスカ シンシヤ アスカシンシヤ 0186 あすか しんしや あすかしんしや 0186 30年にわたる密着取材・全記録。RCサクセション時代から2008年まで幾度とないインタビューとライブ取材で清志郎を追いかけた著者が学んだ数々のこと。 第1章 トランジスタ・ラジオ第2章 ステップ!第3章 FEEL SO BAD第4章 RAZOR SHARP第5章 Memphis第6章 「RESPECT!」と「マジカデ・ミル・スター・ツアー」第7章
ありがとう清志郎
★★★★★
清志郎は変わらない。反逆児であるとかカリスマと言われるけど、そうではなくて立場や環境が変わっても10代20代の頃に言っていたことや考え、行動がずっと変わらなかっただけ。この本を読むとそういうことに気付きます。
その後の清志郎をもってロジカルに振り返る解説本とは違いその時その時代の生の清志郎に出会う本。ありがとう清志郎、この本にもありがとう。
これもひとつのさよなら
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ただ、レコードを聴いて、コンサートを見に行ったぐらいの私でさえ、会ったこともないのに訃報を聞いて、友達のようにしばらく落ち込んでしまったぐらいだから、清志郎に多かれ少なかれかかわってきた人たちは、それぞれ自分にできることでさよならを言いたいのでしょう。この本は一人の音楽ライターによるさよなら。少しずつ世間に心を開いてくる清志郎の歴史が垣間見れる逸品でもあります。
突っ込みどころ満載のインチキ本
★☆☆☆☆
ミュージックマガジン誌でレギュラーライターを務める、おそらく彼女の処女作。
この人は、以前、銀二(字が間違ってる)がキースで、チャボがロニーだという、間違ったことを恥ずかしげも無く書いているRCに何の敬意も知識も無い上に、ストーンズの役割すら理解していない洋楽にも疎い、音楽ライターの風上にも置けない輩です。そんな彼女の書いた本ですから、事実誤認とでたらめだらけな本なのは明白です。文章は読まずに、RCを撮らせたら右に出る人のいない写真家、おおくぼひさこさんの写真を見るためだけに買いましょう。
こんな人が清志郎さんの本を出すことが許せません。
単なる追悼本ではない
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この本は素敵だった。
というのも追悼本にありがちな、とりあえず掻き集めたというペラペラしたものではなかったからだ。
著者今井の30年以上にわたる取材の分厚い蓄積と、著者との関係性の中で見せる清志郎の姿が豊かに見えてくる。
この作品では“RC”という残像のなかで、今井は変化する清志郎にときに戸惑い、時に共感する。
そんな今井の葛藤の姿に清志郎から“学び”変質していく姿も垣間見えるものだ。
いわば清志郎を愛した今井の自伝でもある。
清志郎に対する深い愛情ゆえの葛藤ともいえるその姿は、読む側にも著者への共感や反発が生じる。
それは、対象に真摯に対峙したものだけが得られる感覚でもある。
その真摯さが、多くの追悼本と画すると感させるのだ。
装丁も“追悼モノ”にありがちな、カラーの写真がベタベタ写真が張られたものでなく、エッセンスのにじみ出るような一枚一枚を選び抜いてある。
そう、この一冊には“愛しあってるかい”と問い続けた清志郎への返答に、満ちた愛情を感じるのである。
ロッキングオンの清志郎特集も素晴らしかったが、こちらも買って損はしない。
清志郎に少しでも関心のある方はぜひ手にとってもらえたらとお勧めする