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バイリンガルを育てる―0歳からの英語教育 (くろしおΧブックス)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: くろしお出版
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がっかりです ★★☆☆☆
バイリンガル子育ての成長期がつづられていますが、最終的に上の子供が12歳、下の子供が9歳までの記録で、単なる通過点に過ぎず、本当に悪影響がなかったのか、きちんとしたバイリンガルに育ったのか、何も検証ができない本です。
上のお子さんの学校不適応という状態を読んでいると、いまよくいるタイプの発達障害に近いような感じも受けますし、そうであるならば、発達障害児でもバイリンガル教育ができるとか、その辺まで検証するのであれば価値があるとは思いますけれど・・・・・・・・。
きちんとバイリンガルに育ったかどうかというのは、せめて18歳くらいまで観察しないと何も結論は出せないでしょうし、その後大学レベルで本当に両方の言語できちんとした論文が書けるのか、某ハーフタレントの方は、お母様がアメリカ人で、子供のころから英語で育ったけれども、大学3年でアメリカに留学したら、英語のレベルが低いと、1年からやり直しをさせられたというエピソードを紹介されていたので、結局20歳もしくは大学卒業くらいの時点までを観察しないことには、バイリンガル教育が成功したのかどうか、何の結論も出せないのではないでしょうか?
12歳といえばまだ小学生、中学高校で本当に悪影響が出てこないのかどうか・・・・・・・疑問ですね。
別にバイリンガル教育を否定するわけじゃありませんが、もうすこし検証してから本にしていただきたかったです。読んで損しました。
ちなみに、著者の家族はハワイやスウェーデンで数年暮らしていらっしゃるため、純粋な日本人家族が日本だけでバイリンガル教育をしたわけではありません。普通の家庭には参考になりませんね。
言語オタクがかなり努力して子供がバイリンガルになった話 ★★☆☆☆
「両親が日本人でもバイリンガルに!」「子供をバイリンガルにするつもりはなかった」とか商品説明に書いてありますが、著者は言語学者で自分の子供をバイリンガルに育てる中での研究日記のような内容の本です。

なので、普通の日本人の夫婦が子供をバイリンガルにしたくて読むとほとんど参考になりません。学者の先生が書かれただけあって、硬い文章で、アカデミックな感じです。自分の子供に小学生で英検1級を取らせたい親が読めば参考になると思いますが、子供に英語を通して広い視野を持って欲しいと考えている親には向いていない本だと思います。自分は後者でした。
言語学者による自らの子供へのバイリンガル教育の歴史 ★★★★★
言語学者により自分の二人の子供へのバイリンガル教育の歴史が描かれています。
生半可な教育ではなく、実際子供と二人でハワイに行ったり、外国人の家庭教師
を付けたりと本気度が高く、結果も出ています。また、副作用としての子供の
不適応なども描写されており、バイリンガル教育のリスクも記載されています。
子供が生まれ、バイリンガル教育ってどういうものかな?と考えている方に
実体験を教えてくれる良い本です。本も非常に読みやすいです。若干古い本に
なってきているので、著者には続編を期待します。
明確なバイリンガル成長期 ★★★★★
とても詳しく自分の子供をバイリンガルに育てるための努力がつづられています。著者自身の留学に子供を連れて行き、親子で間借りし、朝5時に起きて勉強するなどハードスケジュールな海外生活を送った記録です。バイリンガル育児をすることによって、親は通常の子育てより、子供の言語成長に関心が高いため、親子の関わりが多く子供を見つめ続けたことがよくわかります。これからバイリンガル育児を試みようをしている人、試行中だけれど悪戦苦闘している人など、とても勇気づけられます。海外生活を多く送ってきた著者の子供でさえ、すんなりとバイリンガルに育ってきているわけではないということないので、モノリンガルの日本のみの生活では、よりいっそうの親の努力が必要だということを痛感させられます。著者は英語教育に携わっているので、バイリンガル教育の危険性(母国欠陥、脳への影響)など誰もが不安に思うことを明確に答えてくれています。
言語能力発達のダイナミクス ★★★★★
12年間のバイリンガル教育の経験をまとめたのが本書である。著者は言語学の研究者であり、鋭い観察力と分析力で2人の子供の言語の発達状況を綿密に記述している。子供の言語能力は、置かれた環境によりある時は片方が極端に強くなったり、またある時はもう片方が強くなったり、複雑なダイナミクス(動的挙動)を持ちながら発達してゆく様子がよくわかる。

本書は一般向けで、体験記の部分が大部分を占めているが、バイリンガル教育に関するいくつかの説(「バイリンガル教育は脳への負担となる」など)に関する、体験に基づいた考察も含まれており、よく聞かれるこれらの説の真偽に関して理解を深めることができる。特に、「母語を固めてから二つ目の言語を習得すべき」という説が必ずしも正しくないことがよく理解できた。

専門用語の欄外での説明、より詳しい文献の紹介や参考文献リストがあるのは非常に親切である。