どうしてあなたの子どもはテストの点が悪いのか?: 子どもがテストで33点アップする魔法の5つの質問
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学習塾業界で27年指導してきた著者が「あなたの子どもがテストで点数が取れない理由」を説明。
テストで点数を取るためには、子どもの特性に合った勉強法が必要。
では、どんな特性を調べれば良いのか、それを調べるためにはどうしたら良いのか。
そして、その特性を活かすためにはどんなアプローチが必要なのか?
それを本書で説明しています。
今なら特典「定期テスト必勝法!」付き
<まえがきから>
あなたは子どもに対してこんな悩みを持っていませんか?
「子どものテストの点数が悪くて心配だ」
「勉強しなくて困っている」
「こんなことじゃ子どもの将来が心配……」
など
私がこの本でお伝えするのは、
「子どもに合った学習タイプ」
「勉強が苦手な子どもを勉強に向かわせる方法」
「集中力やモチベーションの上げ方」
「計画倒れにならないために重要な思考タイプの使い分け」
など、どれもテストで結果を出すために不可欠なノウハウです。
この本を読んでいただいて実践して頂けたら、テストの点数は確実に上がります。
私は学習塾業界で約2000人の子どもたちを指導してきました。主に算数・数学・理科を担当しています。学習塾の教室長として17年指導し、授業はもちろんのこと、生徒面談・保護者面談を何千回とやってきました。
指導した生徒の中には、数学が大嫌いだった生徒が3ヶ月の指導で満点を取ったケースもあります。
テストの点数だけではありません。子どもたちの特性を見抜いていくことで、通知表の点数も上がっていきました。
たった3ヶ月の指導で通知表の点数をオール2から13段階上げた生徒もいます。内申点が18点からたった3ヶ月で31点にアップしたわけです。
10段階以上アップであれば、その人数は片手では収まりきれませんし、5段階6段階アップだと100人は楽に超えます。
また、私はキャリアカウンセリングの立場から子どもたちを指導しています。塾教師の視点とキャリアカウンセラーの視点から子どもたちを支援しているわけです。
そして、私は学習塾で27年間指導してきて、受験勉強へのアプローチがその後の社会生活の目標達成に役立つと実感しています。なぜなら、これまで指導してきた子どもたちを見ていて、受験という過程を経て子どもたちは目標達成のやり方を学び、精神的に大きく成長していくのを目の当たりにしてきたからです。
そして、キャリアカウンセリングに出会ってからその想いは確たるものになりました。
受験勉強を成功させるためには、「どうしても通いたい」と強く思える志望校が必要です。それを見つけるために、志望理由をあらゆる角度から子どもたちに考えさせます。
例えば、部活動で活躍したいからなのか、将来の夢のために大学進学に力を入れている学校なのか、留学したいので留学を積極的に取り入れている学校なのか……、それを考えることで自分の将来について真剣に向き合うようになります。
また受験を真剣に考えることは、自分と真摯に向き合うチャンスになります。これをやっていくうちにどんどん成長していきます。そして、考え抜いて決めた志望校への努力は当たり前のようにするようになります。
いわゆる精神的自立が起こり始めるのです。
志望校合格という目標を掲げ、それを達成するための具体的な勉強計画を立てる。そしてモチベーションを維持しながらコツコツと受験勉強をこなしていく。
ときには模擬試験の結果の悪さに涙を流し、ときにはこれは行けるかもしれないと気持ちをアップさせ、ジグザグながらも右上がりに志望校合格という目標に向かって突き進んでいきます。
このように、受験勉強へのアプローチを大人の我々がうまく引っ張り指導していくと、子どもたちは目標達成のための方法論を体験することができるのです。
その過程が子どもたちを大きく成長させてくれます。これは成功した子どもたちばかりではありません。
運悪く志望校合格という目標を達成できなかった子どもたちですら、その後の高校生活では活躍し、有名大学に進学するケースが多いのです。要は受験という過程に対するアプローチをしっかり経験することで、結果に関係なく子どもたちは大きく成長するのです。
受験はときに受験戦争などと呼ばれてしまいます。
しかし、これは大人側の私たちが正しくアプローチしなかった場合に当てはまることで、正しくアプローチをすれば、子どもたちが将来、社会生活に出たときに役に立つ目標達成の極意を身につけることができると私は確信しています。
ですから、もしあなたの子どもが受験勉強を正しいアプローチで経験することが出来たら、その後の社会生活で活躍し、幸せな人生を歩んでいけることでしょう。
そして今回のテーマ「テストで点数を取る」は一見些細なことですが、それに繋がる受験勉強を、いかに私たち大人が子どもたちに上手にアプローチしていくかで、子どもたちを見違えるほど大きく成長させることになるのです。
まず、第1章ではなぜあなたの子どもがテストで点数が取れないのか、その原因について書きました。子どもたちが勉強する気にならない理由にも触れています。
現在の学校教育は戦後の教育のままです。カビの生えた教育です。これからの時代に即したものではありません。
しかし、ただ文句を言ってばっかりでは何も変わりません。ですから、私は私のできる範囲でこれからの時代に合った子どもたちの育成に携わっていきたいと考えていています。
あなたも、この章を読んで是非とも危機感を持って下さい。それが、この先あなたの子どもがこれからの時代を活躍するきっかけになるからです。
第2章では私がキャリアカウンセリングというものに出会ってからの話、そしてこれからのクリエイティブな時代を生きていくために大切なことを、実際に教え子の実例から説明していきます。
第3章では、子どもにあった学習や思考のタイプなどを説明しています。
この章を読めば、定期テストで点数をとるために必要な子どもの特性が理解できるようになります。
第4章では「子どもがテストで33点アップする魔法の5つの質問」ということで、第3章で説明した学習タイプや思考のタイプを見つける質問を紹介しています。この質問に答えるだけで子どもの勉強に対する特性が把握できます。
そして、子どもの特性を踏まえた「効率的な計画の立て方」を紹介しました。
これを実践してもらえれば、テストで高得点をマークすることができるようになります。
そして特典として「定期テスト必勝法」をつけました。これは私が2000人を指導してきた経験から作ったものです。第4章の最後にダウンロード先を書いて置きましたので、そこからダウンロードしてご活用下さい。
この本はただ「定期テストで高得点」をとるための目先のテクニック本ではありません。
その先の、これからのクリエイティブな時代に対応する子どもたちの支援を考えて作った本です。
あなたの子どもの成長にお役に立てば嬉しいです。
平成28年10月 長谷川 彰
<目次>
まえがき
第1章 どうしてあなたの子どもがテストの点が悪いのか?
第2章 2000人の子どもたちを指導してきて~キャリア理論との融合
第3章 どうしたら点数が上がるのか?~子どもの学習に対する捉え方を知ろう!
第4章 子どもがテストで33点アップする魔法の5つの質問‐性格別目標達成術
特典 【定期テスト必勝法!】
あとがき
<著者プロフィール>
長谷川彰(はせがわ あきら)
1964年生まれ東京都出身、中央大学卒 目標達成コンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士
大学卒業後、子ども達の学習指導を志し学習塾業界に参入。神奈川最大手の学習塾で約2000名の生徒を志望校合格に導く。トップ校合格300名以上、数学が大嫌いだった生徒が2ヶ月後にテストで満点、勉強嫌いの生徒がわずか3ヶ月で内申点13段階アップなど実績多数。
同じ授業をしているにも関わらず、成績が上がる生徒と上がらない生徒がいることに疑問を持ち、ひとりでも多くの子どもたちが学習効果をあげられる指導法を模索。キャリア理論や心理学などを学ぶ中、生徒一人一人の学習の特性を取り入れた指導法の必要性を知り「性格別目標達成術」を考案する。それを取り入れることにより生徒の成績向上に大きな変化が表れている。
「1人でも多くの子どもたちに夢を叶えてほしい」と語り、生徒の志望校合格に加え、社会に出た後のことを考えたライフキャリア指導を行っている。