日本にいながら留学効果が得られる7つのステップ―Virtual Study Abroad (VSA) Method
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元米軍基地勤務・特許翻訳歴13年「英語を武器に仕事をしてきた男」が教える実際の現場で役立つ英語の学び方。
なぜ、留学をすれば英語力が上がるのか?
そのメカニズムを理解すれば留学せずに英語力は上がる!
<まえがき> バイリンガルへの旅
本書を手に取って頂いてありがとうございます。の本を手に取って頂いたということは、英語の学習について何かしら悩みがある方なのだと思います。
例えば、
・文法が嫌いで英語の勉強が嫌になったけれど、英語は喋りたい
・学校の英語は嫌いだったけれど、今になって英語が喋りたくなった
・海外旅行へ行くために英会話の本を買ったけれど、買っただけで勉強が続かない
・留学へ行くのに英語力を上げたいけれど、なかなか続けられない
・仕事で外国に行くのに英語力を上げたいけれど、勉強する時間が取れない
・仕事で外国人と接するけれど受け答えができないが、どうやって勉強したらいいかわからない
・東京オリンピックまでに英語を話せるようになっていたいけれど、今まで英語の勉強に挫折してきたから英語コンプレックスだ
・・・など。
きっと、テレビや街頭で、英語を流暢にしゃべるバイリンガル日本人を見かけると、いいなぁ、とか、自分もそうなれたらな、とか思ったことが一度や二度ではないはずです。
そんな英語への想いを胸に、あなたは今まで数々のチャレンジをされてきたのでしょう。そのチャレンジは実を結ばず、にあなたは挫折を繰り返してきたのかもしれません。
無理もありません。ちまたには様々な英語教材があふれています。
「1日10分でOK!」「聞き流すだけ!」
とか
「誰でも簡単で気軽にできる!」
といったなどの甘い言葉が並ぶ教材達。
あるいは
「最新脳科学に基づいた最速学習メソッド」
といったものまで、すごく効果がありそうな説明の文字が踊っています。
これなら上手く行きそうだ!今度こそ!と勇んで購入しては、購入したことに満足しほこりを被ってしまったり、最初の強い想いはどこへやら、三日坊主でいつの間にか英語を勉強していたことすら忘れてしまったり、はたまた勉強をしていない自分をダメな人間だと思ってしまたり。
これじゃいつまでたっても、英語をしゃべれそうにない。
ましてやバイリンガルになるなんて、夢のまた夢だ・・・とため息がもれる。
私もかつてはそうでした。しかし、留学の夢を諦めきれずに独学で英語を勉強し、留学中にある英語勉強法のたった一つの“前提条件”に気付いたのです。そこに気づき、英語の勉強を進めていくと、とても楽しく勉強ができたのです。
その勉強法に出会えたことで、私の前にバイリンガルになるための道が開けていきました。
帰国後はその“前提条件”に基づき勉強を続けたところ、今までどう頑張っても上手くいかずに苦しんでいたのがあっけなくなるほど、英語の勉強が楽しくなり、どんどん上達していきました。その結果、独学でTOEIC910点が取れ、米軍基地で働くことができ、後には特許翻訳者として、英語を仕事にする生活を手に入れることができました。
“英語勉強の前提条件が違った”
ただそれだけです。
あなたが今まで試した方法は、言うなればこの間違った出発点です。
なぜなら、英語を身に付けるという目的地に、あなたを連れて行くことができなかったから。それじゃ旅は終わりません。だから今まで迷子になってきたのです。
そんな出発点である“前提条件”をお伝えし、今までのあなたの悩みに終止符を打つ英語勉強法が
「VSA(Virtual Study Abroad)メソッド」なのです。
よく、語学留学をしたら英語力が上がったという人の話を聞きますよね?そこに“前提条件”のヒントが隠されています。それはなぜでしょうか?
それは「英語を英語で学んでいる」から。
海外へ行けば、もちろん日本語はありません。そのため英語を勉強するにも英語で学ぶことになるのです。
当たり前だという人もいるかと思いますが、ここが重要なのです。日本にいればどうしても「日本語の解説に基づき英語を学ぶ」という環境が生まれてしまいます。それでは効率が格段に落ち、ストレスは増し、英語の上達は遅くなります。
本書では、この「英語は英語で学ぶ」という原則に基づく、海外の教科書や教材、英語の情報をフル活用する勉強法「VSA(Virtual Study Abroad) メソッド」を初公開します。
VSAメソッドは、今まで誰も見たことがないユニークな方法です。
日本にいながら、まるで海外へ留学しているような英語に囲まれた状況を自分でつくることができます。“英語に浸り”、“英語を学ぶ”のです。
英語漬けになるための環境をつくることであり、この環境では、日本でつくられた日本語による英語教材はほとんど用いません。
VSAメソッドは柔軟性に富み、途中で軌道修正することも自由です。目標設定が大事だとか、モチベーションを上げろとか、ありふれた精神論もありません。
理論よりも実践に基づき、能力よりも環境にフォーカスするアプローチであり、何をやっても英語が上手く行かなかった人にとって、最後の砦となるでしょう。
この「VSAメソッド」は、7つのステップから成ります。
これらのステップを行えば、
・何から始めればいいか分からない
・勉強を始めたが難しくて続けられない
・どんな本や教材を選べばよいか分からない
・本や教材を買っても勉強が長続きしない
・英会話教室に通っても上達しない
・すぐにやる気を失ってしまう
といった問題をすべて解決できます。
もう甘い宣伝文句に惑わされることはありません。行き先が違うバスに乗ることもなく、 ようやく安心して旅に出発することができるのです。
あとは道に迷うことなく、日々の勉強に集中して、ゴールを目指すだけ。
この方法によって、あなたは
・やる気、根性、気合いなしでも、自然に勉強が始められる
・日常生活で英語にどっぷり浸ることができる
・日本にいて今の仕事を続けながら、海外留学に近い環境に身を置くことができる
・洗顔や歯磨きをするように、“自然に習慣化”して行える
といった生活を手に入れることができるようになるでしょう
「勉強しただけで実際に外国人に会った時には使えない・・・。」という心配も要りません。実際の会話で使える英語、通じる英語が身につくよう、海外の映画や音楽、本や雑誌などから、生きた英語を楽しみながら学んでいきます。
さらに、本書を読んでいただいた方へアッと驚く超簡単「英語力UPのためのスマホの活用ガイド」をプレゼントしておりますので最後まで楽しみに読んでみてください。
さあ、最初の一歩を踏み出し、正しいバスに乗車して、バイリンガルへの旅を始めましょう!
棚原誠
<目次>
まえがき ― バイリンガルへの旅
第1章 なぜ英語がしゃべれるようにならないのか
・学校の英語はあてにならない
・学校英語で5文型にこだわる謎
・英会話教室はつまらない
・英会話教室だけでは学習時間が全く足りない
・英会話教室の先生の耳はあてにならない
・巷の学習本や教材がダメな3つの理由
・すぐに飽きてしまう勉強法
・「これだけでOK」という罠
・買っただけで満足してしまう不思議
・30万円の教材が本棚の飾りになっていた叔母
・もういい加減、迷子になるのはやめよう
第2章 VSA (Virtual Study Abroad)メソッドとは
・バーチャル留学って何だ?
・留学することで英語が話せるようになる理由
・赤ちゃんが日本語を話し始める過程が教える英語上達への道
・気づいたら英語の勉強を持続している状態にさせる
・留学先での生活をイメージしてみよう
・目に入る文字は英語
・外から聞こえてくる会話は全て英語
・英語の授業は英語で行われる
・コミュニケーションは英語で
・娯楽も英語
第3章 私のケース ― 英語で人生が変わった
・英語の勉強が楽しかった中学時代
・高校英語で落ちこぼれに・・・
・大学受験を拒否して遊ぶ毎日
・進学せずに社会に出るも失敗続き
・一念発起で語学留学を目指す
・念願のニュージーランド留学で文法嫌いを克服
・帰国後に変化した英語勉強法
・日本でも英語漬け
・独学で英検準1級、TOEFL607点、TOEIC初受験で910点
・米軍基地内大学での生活
・米軍基地で英語を使った仕事をすることに
・米軍基地の中はアメリカそのもの
・翻訳者になる夢を追いかけた
第4章 VSAメソッド 7つのステップ
・VSAメソッドの鍵「日本にいながら留学しているような状況をつくる」
①スマホで英語を聞きまくる
②ふせんを使って英語ゾーンを作る
③海外の教科書と辞書を使う
④単語は暗記せずに「拾う」
⑤鏡に向かって話す
【番外編】Siriと話してみよう
⑥英語をしゃべれる場所に行く
⑦海外の映画・ドラマ・音楽を鑑賞する
・VSAの実施例