これを「見える化」とは言うのは無理がある
★☆☆☆☆
3分の2は「メール日報のコメントの仕方」。どちらかというと傾聴などのセミナー風の話で、これを「見える化」とは言うのは無理がある。ページ数を無理やり3倍にしたような本。内容が薄いので、逆に読みやすい。
シンプルなことの中にこそ、うまくいく秘訣があるものですね
★★★☆☆
●業務コンサルティングをやっていて思うことは見える化の重要性。大抵の問題は“よく”見えていないことが出発点となっており、これを如何によく見えるようにするか(=正しく把握できるか)が重要かつはじめの一歩
●「営業の見える化」の長尾一洋さんの書であり期待して購入させて頂きました
●その内容は、「日報」というツールを中心に据え、この有効活用こそが仕事を見える化することだ、というもの。シンプルではあるものの、その重要性や有効性、活用方法などを丁寧に手厚く記載されており、大変参考になりました
●逆にシンプルな手法だけに、その手法は知りつつも、本質の理解不足や効果への疑問を持った人は何人も見てきており、そういう人にこそよく読んでもらいたい書籍です。(まあ、自分もちょっとそういうところがありました。。。)
●★3つなのは、私がこの領域の知識をある程度持っていた、その前提での参考度、という感じからです
名前ばかりで実態は何も見えない
★☆☆☆☆
これ、著書に出すほどの内容なのでしょうか?
業務上、やったこと、あった人をメールで回覧せよって話「だけ」です。
そのような方法は僕の勤める会社ではとっくの昔に実行され、
最近ではメールが増えすぎるから選別ルールや電子掲示板ルールまで
制定してます。
それが普通だと思ってたんですが、どうやらそうではないみたいです。
本書は「同じ部署でも隣に座ってる人がどんな仕事をして
どんな問題を抱えてるかわかんない会社ばかりだ」と言ってます。
私の理解する「見える化」とは全く異質のものでした。
実践的
★★★★★
部署内を掌握する手段を探していて、参考にするために読みました。
とても参考になりました。
以下、自分のための記録です。個人的解釈含むので注意
【概要】
簡単に検索でき、誰でも参照・コメント出来る記録を蓄積する。
手段として、メールでの業務日報
↓
・情報が周囲からのコメントに磨かれ、ブラッシュアップする
・ノウハウが、共有できるデータベースになる
(ここまでは、かつて騒がれたWeb2.0の考えに似ていますね!)
・風通しが良くなり、部下の心理状態把握にも
・一人ひとりがやっていることが、個人と会社にとっての全体最適になっているか?
が小まめに確認できる
【記録内容】
1.業務カルテ・・・業務ごと、営業なら顧客ごとに記録
a事実(業務内容)
b推察(感じたこと)
c次回(次回の行動、何をするか)
2.日々の記録
a報連相
b成功したこと
c問題と思ったこと
d問題に対する対策
・自分が何をしたか、を述べるのみではなく、共有するに足るノウハウ・情報を
・ツイッターに載せるようなボヤキ調だったり、カジュアルな文面可にすることもポイントか?
硬くない文調にした方が、部下や周囲の心理状況把握に役立つ
【特記】
実は最も参考になったのは、チャプター3から4に書かれている上司のコメント例。
管理職を目指す私にとって、上司の視点がリアルに書かれていて大変参考になった。
このような的確な視点を持ってアドバイスできる管理職になりたいものだ。
【実務に生かす】
ひとまず、自分で毎日日報をつける習慣をつけ、
グループウェアで自分自身にメール送信することを始めようか。
自分の業務の記録をデータベースにしてみよう
本来はマイナス1億くらいの評価
★☆☆☆☆
日報をメールで送るだけの話が永遠に続く。
もう、その程度のことはとっくにやってるし、
もっと進化した方法もある。
それなのに、いまだにメールで、しかも日報。
笑止千万。
これで見える化されて、仕事がうまくいくようになる?
もし、そんなところがあるとしたら、
そもそも今まで仕事をしてなかっただけではないのか?
いったい何をしていた?
そんなことを本から学ぶ?
そりゃ、不況にも弱いよ。