初期レビューがすごい。
著者と著者の会社にからんだ本ばかりレビューしている人のオンパレード。
見える化ってすごいですね。

不況の中、会社からは単に行動件数を増やせと
いわれていることが多いと思います。
でもそれだけで売れるなら、簡単な話です。


やみくもにやって、ラッキーで受注できることはありますが、
それだと疲弊しきってしまう。

成功行動を見える化し、プロセスを共有することで
突破口が見えてくる。

営業マネジャー必見の本。

見える化といえば、生産現場でライン異常をランプで知らせる。営業予算と実績のギャップをグラフ化して意識付けを図る。といった具合に、見えにくい物事を見えやすくして、素早い気づきや行動を起こさせ、改善を促すもの。という認識で本書を読んだが、本書はさらに踏み込んで、目には見えないものの見える化に挑んでいる。営業はとかく見えない。お客様が何を考えているかなんて見えないし、営業マンが具体的にどんな話をしているのかも見えない。見せたがらない。売上実績は見えても売上見込はなかなか見えない。もちろん本書の内容で営業の全てが見える化できるとは思わないが、実体のないものに見える化という切り口でメスを入れている点がよい。確かに、その方が価値がある。

この著者は「見える化」というタイトルを冠した著書を非常に
沢山書いているが、残念ながら見える化の本質を勘違いされて
いる。
見える化は他のコンサルタントが提唱した考え方なので、
まずは見える化の本質を理解してもらいたい。
結局の所、自社で販売するソフトウェアを導入すれば営業管理
が上手くいきますよ、という話なのだが、そういう目的であれば
会社のWebでpdfで無料配付すれば良いのではないか。
残念だが、その程度の内容にしか思えなかった。

内容は自分が当たり前だと思っていたことでしたが、
どのように実践に移すかがそのまま使えたので、
部下全員に読んでもらって、意見を集約してから
実践に移したところ、新人の売上が倍近くに上がりました。
本が全てではないと思いますが、非常に有益な一冊です。