暦を改訂したのになぜ2012年12月22日なのか?
★★★☆☆
「太陽の暗号」
↓
「コズミックダイアリー」
↓→
「マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!」と読み進め、
アグエイス博士の”信念に基づいた暦”ドリームスペルとは違う
”事実に基づいたマヤの伝統的な暦”を知るべく本書を購入。
ドリームスペル支持の関連書では2012年12月22日にマヤ暦が終わるとしているのに対し、
コールマン博士によるマヤンカレンダーでは2011年10月28日となっているが、
これは暦のカウント方法が違うので当然かもしれない。
(ちなみに私の誕生日は前者では233kin、後者では176kinとなった)
しかし、本書はドリームスペルは間違いであり、伝統的なマヤ暦に改訂しているにも関わらず
マヤ暦の終わりは変わらず2012年説としている点がとても興味深かった。
それは本書がハアブ暦などを中心に最終日を導き出しているに対し、
コールマン博士は”マヤ暦の9層地下世界”に基づいて最終日を割り出している点にあると思う。
個人的にはコールマン博士の「マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!」を支持、
著者の”マヤ暦の9層地下世界”に照らし合わせて過去の出来事を照会してみると
コールマン博士の説はとても説得力があり、また先の予言(というより予測だろうか)として書かれていた
”次回の金融危機は第6の夜に入る2009年11月頃”という内容は、
記憶にも新しいドバイ危機、まさに昨年11月の出来事であるといって間違いなく、
格好の裏付けとなるように思う。
ということで、本書の価値はコールマン博士の本にはない、
改訂版のマヤ暦を知ることが出来るという点だと思う。
また著者はドリームスペルと併用して使ってみるのも手だ言っているので、
せっかくかってどうしようかと思っていたコズミックダイアリーに、
手書きで改訂版のマヤ暦を書きこみながら、宇宙のリズムを意識してみようと思っている。
意欲作、もうすこし文章が簡潔ならよかった。
★★★☆☆
筆者は13の月の暦を推進した中心人物でしたが、気が付いて今は退いています。
13の月の暦とマヤの暦の間に生じた誤解、混乱にも当事者として逃げることなく責任を
感じていて好感が持てます。
ただしその謝意を表すパートの文章も暦の解説の文章もややこしくやる気マンマンじゃない
と挫折します。もう少し簡潔な文章であれば、と惜しまれます。
内容は本来のマヤ暦の対する筆者の研究が主体です。
ハアブ暦ではフンバツ・メンさんが中心に提唱する春分を起点とする暦ではなく365日
のカレンダーがひたすら循環する閏を取らないタイプを紹介しています。
マヤの暦全体の構成から見るとこの方式は決して否定できないですがあまり紹介されません。
そのようなものにも正面から検討を加えている筆者のスタンスは評価したいです。
伝統的なマヤ暦
★★★☆☆
13の月の暦とは違う伝統的なマヤ暦について書かれているので、13の月の暦を知りたい方には混乱してしまうかも知れません。
13の月の暦を勉強したくて購入したのですが、わけがわからなくなりました(T_T)
でも、ある程度理解されている方には、また別の解釈として参考にされるのもいいかと思います。
13の月の暦とは全く違う
★★★☆☆
マヤンカレンダー2を持っていたので、待ってましたとばかりに購入。
すると!
全く内容が違うじゃない!
メインとしていた暦が変わっているので、28日周期でもないし、
太陽の紋章も変わっている。
著者は、どちらがいいという訳ではなく、暦を使う上で選択肢は多いほうがいいと
おっしゃってますが、両方の本を使うのは非常に難しいと思います。
13の月の暦(銀河の音&太陽の紋章)を詳しく知りたいのでしたら
マヤンカレンダー2の方をお勧めします。難しいですけど。最初はカレンダーやダイアリーも他で売ってるので、そちらから入るのもいいかも。