「まおちゃんの一週間」といった構成が面白かったようで、
普段はマンガしか読まない息子があっという間に読んでしまいました!
更に「もしこんなことに遭遇したらどうする?」「とにかく逃げる!」
といった会話までかわせ、とても嬉しかったです。
著者の別の本も読んでみようと思っています。
私が読み終えた後、娘達にも勧めてみると、いまいち本を読むのが苦手な中学生の娘もさらさら~と読んでしまい、MDウォークマンや携帯が手放せない高校生の娘も、「歩きながらMDを聞いたり、メールするのって危ないんだ」とその意味を理解していました。親の私も「ああ、こういうことってよくある、ある」と思いながら、1つ1つの項目を興味深く読み終えました。
子供を取り巻く犯罪や危険な状況に対しては、ついつい身構えて、親子で真剣に語らなくちゃと思いがちですが、イラストやクイズなどが挿入してあるこの本は、親子で楽しく読めて、その後であれこれ話ができるので、親と子の目線が一致するといった点でも良かったです。「親子で読める防犯テキスト」と言って、お友達にも是非勧めたい1冊です。!
我が家の子は低学年なのですが、しっかりと「ふりがな」もあるので漫画の部分やクイズの部分をゆっくりではありましたが自分で読んでいます。まだ字の読めない幼稚園の妹に向かってクイズ形式になっている内容を教えてあげたりもしています。本人にとって想像のできる身近な内容なので、読みやすく楽しいものに感じられたようです。
また親としても「なるほど」と思うところもあり、防犯や回避の知識ができたような気がします。普段子供達になんとなく言い聞かせている身近なことを、この本を通して再度新たな気持ちで話合うきっかけにもなりました。
あとで私も読んでみるとイエス・ノークイズが面白かったので娘に”動物なんだった?”と振ってみたらすごくのってきて(このくらいの子たち心理ゲーム大好きですね)”ママもやって”というのでやってみたら、なんと3つとも結果が全部一緒だったので”親子って似るね~!”と大爆笑で大盛り上がりでした。クイズも答えが一つでなくて色々なタイプの人にアドバイスあるのがとても細やかだと思います。
でも後から”この本読んでやっぱり怖かった”というので”怖いと思える方がいいんだよ”と終わりにのところを”マリさんこんなふうに言ってるよと読んであげたら逆に怖いと思うこともいいことなんだと自信をもてたように見えました。こういう内容の本なのに親子でこんなに楽しく読める本なんて今までありませんでしたよね。この本が一人でも多くの子どもたちやお母さんに読まれてみんなが自分を守れる力を伸ばしていけるといいなと思いました。