友人への贈り物
★★★★☆
埼玉と川崎の友人夫婦2組に本書を送った。いくつかの書店へ出向いたが、この種の書籍の少なさに唖然とした。平和な内容ばかりの子育て本みたいなものばかりで、相変わらず危機意識の欠如した我が国のメンタリティを思い知らされた。おそらく多くの親御さん達は近年の、やたら子供がターゲットになる犯罪の冷たい現実から目を逸らしたいのか、それとも自分の子供にはそういうことは起きないという根拠のない確信でも抱いているのか・・・
こういう状況だったので、レビュー等を参考に、なるべく現実的、具体案の載っている(精神論は無用)比較的新しい本をオンラインショップで懸命に探し、勘で本書を選んだ。自分では目を通していないので、良書だったのか悪書だったのかは判断がつかない。いずれ友人に拝読させてもらおうと思う。
マスコミの報道を見聞きして、被害者を「可哀相」と思う暇があったら先手を打って自分の子供くらい守ってあげてほしい。何かあってからでは遅い、いくら後悔しても泣いても何にもならない。「次に狙われるのは自分の子供だ」という認識を持って欲しい。
ビックリしました!
★★★★★
子どものために良かれと思っていたことが、古い常識。そのためにかえって子どもを危険にさらしているなんて・・・。この本を読むと目からウロコ。決まり文句を疑えとは、論理明快、爽快でもあります。ホントに安易に「知らない人についていくな」なんて言えない。同じ著者たちによる、子供の安全全体に関する本も欲しいと思いました。
不安な世の中だけれど・・・・
★★★★★
世の中が不安でいっぱいに思えて、なんだか心配でした。
どうやって小さなわが子を守って行けばよいのか、分からなくて、困っていました。
書店で沢山の本の中から、この新しい本に出合えました。
他の本と大きく違う点、それは内容が具体的であり、
大学でご専門の研究をされている方が書かれていることもあり、
子どもに対して等身大な視点が良いと思います。
特に子どもを見失ったときの混乱の中でどうすればいいか?
その後の子どもに対する親としての心構えの事など、今までの本では見られなかった本当に必要なことが書かれていました。
「危機管理」に終始するハウツウ本ばかり目をひく中で、本当に必要な情報だけが書かれている本だと思いました。
むやみな心配やマスコミの情報に振りまわされるのでは無く、
適切な手を打って子どもたちを守りたいと思います。
私たちと同じ、多くのお母さんたちに、お父さんたちにお薦めできる1冊です。
良い本に出合えてよかったです。
今出版されている子どもを守るための本の中で
一番良い本というのが正直な感想です。
こどもの安全を守りたいママ必見の一冊!
★★★★★
見えない危険から、子どもをどう守る?
小学生女児の母ですが、日常茶飯事にお茶の間に届けられる小学生や幼児を狙った陰惨な事件に、うちの子だけは大丈夫!と思えるママはどのくらいいるのでしょう?この本は、ママ達がいつもわが子に何気なくかける言葉をふかーく分析して、その言葉の落とし穴を子ども達にもわかり易く説明してくれます。思わず、目から鱗がポロポロ・・
「可愛いわが子は一人では守れない。地域の人々との関わりの中での見守りが大切」との言葉に、日頃の近所付き合いの悪さも、思わず反省したり・・子どもの安全を通して、身の回りを今一度考えさせられる、日々見えない危険にさらされているわが子を守りたいママに、是非ともお勧めの一冊です。