はーはーはー。これがゴーリーとの出会いでした。ページをめくると心がクスクスと小さな笑い声を立てる、そんな感じ。変な生き物が或る日突然居着いちゃうんですけど、今風に「なんかキモ可愛い」と表現してみましょうか。家族の静かな驚きと困り顔がどことなくお上品なんですね。

☆☆感想☆☆ある屋敷にやってきたヘンな生き物（表紙）。そいつが屋敷に住み始めて・・・？なんといっても日本語訳が絶妙！こんないい翻訳はめったに見られないと思います！

こんな奴が家に来たら…、想像するだけで大迷惑ですね。

しかも、最後のオチが大好きです。
結局なぜそこにいるのか謎のまま！！
たまにはこんなお客さんも良いかもしれません。

周囲とうまくやってくためにこれまで陽気に頑張ってきたさ。って人は思うはず。人なのかペンギンなのか訳の分からないこの生き物って、きっと俺。

図書館に入ったよ。しかもリクエストで。ヴィレッジヴァンガードで何度も立ち読みしたこの本、今回巻末の解説を改めて読んで、なるほどねと思った次第。

かわいい本かと思ったら…。エドワード・ゴーリーの魅力満載ながら、ほかの絵本にくらべたらプレゼントにしやすい一冊だと思います。ゴーリーの世界に、友人を引き込む手始めにいかがでしょう？

エドワード・ゴーリーの本で初めて購入したのがこの本です。うろんな客であるこの表紙の生き物。不気味だけど何故か可愛いので何度も開いては見つめています。

まぐもぐ　ぽっくん　こってんこ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へんてこりんな　お客様が、いらっしゃった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大変だ、さぁ大変だ！

「うろんな客」。この本の内容はまさにタイトルどおり、とてもうろんです。胡散臭いでも胡乱でもなく「うろん」な客。この言葉のセンスだけでも十分に読む価値があるというもの。中身も七五調で、ツボにはまりまくりです。必読。

何だかわからない生物が、突如家に現れ、微妙ないたずらをして家人を困らせる、よくわからなさが面白い絵本。七五調の訳文がすごいかっこいいぞ！

これがおもしろかったらもう子どもじゃない？
翻訳もおみごとというしかない。

ある日、見慣れぬ客が突然やってきて居座り、モノは壊すは、徘徊するは。

「不幸な子供」や「ギャシュリークラムの…」とは違った、不思議な絵本。なんだか変な生き物が突然家に上がりこんできちゃうお話。この生き物が、とっても可愛いのです！中表紙の家を覗き込んでるところとか、壁に鼻をくっつけたまま動かないところとか。お皿を食べてみたり、腹が立つとバスタオルを隠してみたり、寝ぼけて歩き回ったり…とにかく変で可愛い。日本語訳は難しいけど、あとがき（？）に、分かりやすい文章があるので大丈夫です（何が！）

黒一色で描かれたダークな感じのする絵本。内容は非常に愛らしい。掌サイズで横開きなのも可愛い。

うろんな客がある日突然我が家にやってきた。彼は騒動ばかり引き起こすが、なぜか憎めない。

奇妙な生き物が突然、やってきてそこの一家を振り回す。表紙を開いたらもう、読み終わったあともずっと得体の知れない不気味さがあなたに付き纏うことでしょう。

ある日突然やって来て、そのまま住み着いてしまったおかしな生き物。妙に可愛いです　

ある意味、うちの犬が今うろんな客です。

かなり、ステキな、うろんな絵本です。大人向けの。絵と、文の合ってる事合ってる事。解説まで読むと愛着、湧きます。

こんな客。いたらいたで。ちょっと嬉しい。

シュールで残酷なゴーリー作品の中でも随一のかわいさを誇る本書。うろんな客君の怪しげな行動の数々が一々ツボに入るんですよ。いつぞや彼のぬいぐるみが作られたそうで・・・ちょっと見てみたい気がします・・・。

未読です（；´д｀）トホホ

この国の浮世風呂、西鶴を愛する才覚で出会いの時を逃さない（熱烈カモン！旧仮名遣いの時代も今も）いなせな大学院生ナヲコ店長『硫化』におけるこの邂逅は★エドワード・ゴーリー！出会うべくして出会った運命の作家。中でも本書の表紙に脳（特に海馬あたり）を焦がされました。訳もいいんです訳もっ。シュールでナンセンス且つ高雅。嗚呼……（遠い目）。はっ、今、私は何を！？ちなみに、今この作家の本を私にプレゼントすると、私に惚れられますのでご注意下さいませ☆・・ん？企画の主旨に沿ってるのかよくわかんなくなってしまいましたが、今一番私の中で熱いところにいる本たちです★ヴィクトリア朝の屋敷に突如あらわれたのは、トカゲだかペンギンだかなんだかよくわからない生き物。こんな「うろんな奴」が自分ちに来たらどうしましょ。とりあえず写真でも撮りますか／訳文が短歌で四字熟語を入れ込んである。凝ってる。まさに大人向け／このうろんな奴の人形が発売されたことがあるそうな。やーん、見てみたい～。欲しい～。レプリカでもいいから。　

微妙。
なんと言ったらいいか。
「うろんな客」に一目ぼれして購入しました。
不思議な客が住みついた家の迷惑話。

これはよい。うろんな客はなんか奇妙だけど、どこか可愛らしい生き物です。これのオチはかなり「やられた！」って感じでした。最高です。とりあえず読んでみて。　

しみじみでもないけど。

変な生き物が勝手に家に住みつくなんてのは、ままある題材かもしれないが、これくらい「うろん」なんもないだろうなあ。壁に鼻押し付けてる姿が、激しく胸キュン（気持ち悪くて）。解説のとこを読むと、この「うろん」が何の事なのかわかります。

モノクロの線画と韻を踏んだ独特な文章。表紙のカギ鼻頭の生き物が気に入ったなら、迷わず書店から家につれ帰ることをおすすめいたします。著者のエドワード・ゴーリ－につきましては、同じ出版社から、同じ柴田元幸さんの訳で何冊も出版されていますのでそちらも見てみて下さい。版型も値段も手に取りやすい本です。

あのヘンな生き物，なんとなくマッチ売りの少女みたい．柴田訳絶妙です．

日本語ゴーリー第２弾。即買いに行きました。「うろん」という言葉を初めて知りました。辞書によると「疑わしく怪しいこと、あやふやなこと、勝手気ままなさま」を表わす言葉だそうです。ここに登場する、マフラーをした”みょうちきりん”な生き物に相応しい。ある日突然やってきて、お屋敷に住みついてしまうんだから！何度観ても飽きない。

いや、もうただただ不可解で可愛いコイツに腹がよじれる思いです！

つげ義春の『李さん一家』。李さん一家はまさに「うろんな客」。これがネタ本かと思うくらい話のしくみが似ています。どうでしょう。

エドワード・ゴーリーのブラックなセンスに脱帽。「うろんな客」はウォレスとグルミットの「ペンギンにきをつけろ」に似た作品。鳥がとてもかわいい。

極限まで凝縮されたセンテンスからユーモアが溢れ出す。おもわずうろんな振る舞いをしそうになるから要注意。

嵐に乗ってやってきた、うろんな客。家の中をひっちゃかめっちゃかにかき回す、その正体は……。解説はあとから読みましょう。