歩くことは生きること: 前に進む体が前に進む心を作る
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体と心のブレーキを外し前に進もう、そしてより良い人生を歩もう
私は、1964年生まれ。「努力・根性・忍耐」を美徳と教えられてきた世代です。
以前は、『気をつけ!』の姿勢が良い姿勢であり、体がツラくても我慢をするものだと思っていました。
ところが、姿勢を良く見せるために力を込め続けたことで不調が起きてしまい、『力を抜くこと』の大切さに気付きました。
子育て中の一主婦だった私が、自分のために始めたのが、体が楽になる独自の姿勢・歩行改善法「YURUKU(ゆるく)」。
「YURUKU」で、体だけでなく心まで大きく変わり、今、想像もしていなかった人生を歩んでいます。
【なお、本書を読んで、「YURUKU」でのレッスン内容に興味を待たれた方のため、巻末に説明動画とリンクしたURLを載せておきましたので、そちらを参考にして下さい。】
私たちは、赤ん坊の頃、誰に教わるわけでもなく、寝返りをし、ハイハイをし、つかまり立ちをし、いつしか立って歩けるようになりました。
歩けるようになった日は、記念すべき喜びいっぱいの日。両手を広げ、満面の笑みで、大好きな人の胸に飛び込んでいったはずです。
それが、いつから歩けることに感動を覚えなくなってしまったのでしょう……。
成長とともに失われてしまった「歩くことの感動」を、あなたにもう1度伝えたい。
そして、正しく立ち、歩くことによって得られるさまざまなメリットや、人生すら変えてしまう効果を、ぜひ、あなたに知ってもらいたい。
そう思ってこの本を書きました。
本書を読んでいただくことで、あなたが「歩くこと」の素晴らしさに気が付き、今後のより良い人生に役立ててもらえれば幸せです。
目次
はじめに
第1章 歩かなくても生きていける時代
・どうやって歩いたらいい?
・介護が必要になった原因の第1位は?
第2章 常識から一度離れてみよう
・運動をしている人は本当に健康?
・頑張ることは美徳?
・聞かせるのではなく、聞くこと
・外ではなく内
・真っ直ぐ立つことより大事なこと
・ただ1つの問題点
・自分探しの体づくり
・嬉しいご褒美
第3章 「YURUKU」バランス基本の「き」
・良いことが1つもない姿勢
・胸を張らない良い姿勢?
・大切なのは土台
・足は上げない、前に出す
・何が見えますか?
・バランスを崩さず歩く
第4章 それぞれのYURUKU
~YURUKUウォーカーたちの体験談~
・「劣等感」「不安」からの解放
・やりたいことをやれる喜び
・うっかり人生が変わっちゃった
・今が一番幸せ
・カッコいい大人でありたい
・自然体の自分でいられる
・心身ともに多くの変化と気付きが
・自分の人生を自分の足で歩く
・仕事に悩んでいた数年前が嘘のよう
・もう私 頑張らなくていいよね
・どんな進化を遂げているか!
第5章 歩くことは生きること
・体が変わると心も変わる
・楽しく年を重ねよう
・歩き方は生き方
【最後までお読み下さった方へ】
・『YURUKUバランス』講座の動画URL
Norikoプロフィール
1964年 大阪生まれ
1987年 大阪教育大学卒
2006年 大阪心斎橋でBjウォーキングスクール開校
2013年 スクールを法人化
2016年 株式会社YURUKUに社名変更
株式会社YURUKU代表取締役に
筋トレやストレッチに頼らず、バランスの良い体を作る姿勢・歩行改善法「YURUKU」考案者。
子供が小学校に上がった頃、趣味で始めたウォーキングレッスンがきっかけで、『歩くこと』にこだわる。
体の声を聞きながら追求した先にあったのは、本来の『自然な動き』。そうして体に負担をかけずに立ち、力を込めずに歩く独自のウォーキング法を考案する。
現在、東京と大阪の自社スタジオを拠点に、指導者養成(養成した指導者約200名)・一般の方への指導・オリンピック選手などアスリートへの指導を実施。その傍ら、イベント出演やセミナー講師として講演するなど、『歩くことは生きること 生きる喜びをともに』を理念に、軽やかに前に進める人『YURUKUウォーカー』を全国に増やす活動を精力的に行っている。