全曲集?
★★★☆☆
内容の良さとは別にタイトルに偽りあり。”ふて節”は?他の人も書いてましたが映画の挿入歌は?どこがどうしたら全曲集?
毒で以って癒せ。セイレーンの歌声で。
★★★★★
梶芽衣子さんといえば、キル・ビルで再評価された女優だが、全曲集を聴いて、改めて彼女の歌声の虜となった。
最初の怨み節で、はまって、女の呪文で虜となり、修羅の花で修羅雪姫を思い出し、やどかり以降で、だんだん彼女の世界にはまって行きます。別にどうって事もないし、で吹っ切れて。
特に命日で感涙。海ほうずきで出来の悪いまま大人になった自分と重ねてます。
最後は芽衣子の夢は夜開くで、女の儚さを堪能できます。
ファンならぜひ手にしてください。損はしません。
古くなるほど“毒をんな”は毒を増す
★★★★★
サソリの毒にシビれて青春を過ごした自分が、もう一度サソリに刺されたくて、このCDを聞きました。あの頃気付かなかったもっともっとディープなテイストに全身全霊が打ち震えました。古くなるほど酒は甘くなり、古くなるほど“毒をんな”は毒を増す!?梶芽衣子・最高!!
マストJ-POPシンガー(演歌歌手?) 梶芽衣子
★★★★★
女優梶芽衣子の再評価が小さなブームになっている今日この頃(5月に発売されるHOTWAX第2号では巻頭特集されるそうです)。歌手としても精力的に活動していた梶芽衣子さんのベストアルバムの本作を改めて聴きました。ヒット曲「怨み節」、「修羅の花」、「酒季の歌」など演歌調の楽曲が中心ですが、「舟にゆられて」、「南風」(作曲:下田逸郎)という洗練されたメロウポップな隠れた名曲(数曲しか残されてないのなら惜しい)も収録されていて、梶芽衣子さんの表現力豊かな歌唱を存分に味わえます。欲をいうと、野良猫ロックシリーズの劇中歌(特に「ワイルドジャンボ」で歌ってた曲)が入ってるとなお良かったですね。