ただし希望がないわけではない。かつての《蝕》と比較してみると、ガッツもキャスカも当時をそのまま映していない。むしろそれはルカとニーナが演じているようだ。そしてガッツとキャスカは、この2人がブヨブヨに翻弄される1歩外側、つまり怪異の中心の1歩外側で踏み止まっている。これはガッツとキャスカがグリフィスの掌から抜け出しつつあることの象徴なのではないか。
まだわからないが、とりあえずは髑髏の騎士の烙印についての肯定的見解を信じたい。