【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:高橋俊介/著 出版社名:日本経済新聞出版社 発行年月:2006年05月 関連キーワード:ヒト ガ ソダツ カイシヤ オ ツクル キヤリア ソウゾウ ノ マネジメント ひと が そだつ かいしや お つくる きやりあ そうぞう の まねじめんと、 ニホンケイザイシンブンシ 5825 にほんけいざいしんぶんし 5825、 ニホンケイザイシンブンシ 5825 にほんけいざいしんぶんし 5825 なぜ、組織のなかで人が育たなくなったのか?部下を鍛えることの見返りを見出せない上司、成長を焦って偏狭な専門性に固執し、会社への同化を嫌う若者たち-健全なキャリア構築の視点から、組織の成長に欠かせない“人の成長を生み出す仕組み”を提示する。 第1章 なぜいま組織で人が成長しにくいのか(暗黙の人材育成機能だったOJTの崩壊若者たちの焦りと思い込み ほか)第2章 何が若手社員を成長させるのか(成長は、仕事を通じてこそ得られる組織は何をすべ
自律的なキャリア形成能力を育む必要性
★★★★☆
日本の会社においての矛盾した教育内容や、形式だけでビジネスプロセスが全く身に付かない間違った人材育成マネジメントなどに触れ、このような状況下にある組織はどのようにすればよいのかという解決策を示しています。
成長の多様性(ダイバーシティ)の例として数名のキャリアアップ成功例から、それぞれの経緯を詳しく解説しており、大変参考になります。
私の職場でも偏った教育が行われている一面があるので、同感できるものがあり、OJTなどの指導伝承型教育から、変化の激しい時代に「自分で切り開く能力」を高める教育の必要性から、キャリアアドバイザーの重要性にうなづけるところもありました。
人材教育をよりよい方向へと考えるをシフトすることができる一冊です。
人材育成は世の中とともに。
★★★★☆
基本的には組織から見た人材育成について書かれていますが、個人のキャリアを考えていくことにおいても非常に示唆にとんだ著作だと思います。
具体的な事例も豊富であり、人材育成について考えねばならない立場の人以外の方にもお奨めです。
昨今、インタラクティブコミュニケーション、ワークライフバランス、ダイバーシティなどなど、これまでの同属的、上意下達的な考え方とは一線を画す概念が一般的となっております。人材育成においても、それと同様に上司が部下へという集合研修やOJT的な手法だけでなく、組織に属する全員により相互に刺激しあうことが必要であり、世の中や人のあり方によってすべての考え方を変化・適応させていかなければ行けないと改めて感じさせられました。
OJTに頼らない人材育成のススメ
★★★☆☆
著者は、ピラミッド組織を前提とした上意下達のOJTでは人は育たないと断言し、チャレンジングな仕事を与えコーチング的マネジメントを行うことで若手を育成すべきと説きます。
また、よいキャリアの4つ条件を定義し、自分の力でキャリアを切り開いていくことを事例を交えて勧めています。
個々の提言・指摘では参考になることが多いのですが、タイトルからイメージする「会社として人材育成システム(風土)をいかに作り上げるか」という1点に論旨が集中している訳ではなく、職場での部下の育成や社員個人のキャリアマネジメントなど、会社というより個人に帰するテーマも入り乱れていており、全体を通して少し読みにくかったのが残念です。
特に、中盤の事例集。大幅にページを割いてますが、これらはキャリア転換を成し遂げた人たちの話であって、会社としての人材育成という内容とはちょっとズレているように思います。
ただ、参考になる指摘が多いことは確かなので、読み手の関心事によってうまく選別して拾い上げるといいと思います。
素晴らしい本ですよ
★★★★★
私はビジネス書籍に関してはかなりの本を読んできておりますが、この本は座右の本として数少ない位置にいます。
…組織の環境をつくりたいと思っている人は間違いなく必見だと思います。
成功例から学べる人のために
★★★☆☆
人材育成に関しての本は、巷にあふれていますが、
具体的なケースを丁寧に取り上げた本書のスタイルは、
非常にわかりやすいと思います。
どちらかと言えば、ハウツーに近い内容なので、
育成したい側が、具体的な施策を考える際に、
参考になるでしょう。
ただ、ケースが成功例から取られているので、
うまくいっていない現実に応用していくには、
結局読み手の力量しだいということになります。