解決力を身につけるためには、様々なツールを
（プロコンリスト、PDCAサイクル、SWOT、5P、ロジカルツリーなど）
使用して分析して、実行していく、という感じで
いろいろなツールの紹介がしてあり非常に参考になりました。

本書にも書かれていましたが、色々な引き出しがあるほうが
様々なことにも対応出来るので、
本書は手軽にいろいろなツールが知れるので良かったです。

コンサルとして２つの道具が明確になっている。
優先順位をつけること。
良い点と悪い点を明らかにする。
後は、現場の努力だと思います。

良い点と悪い点を洗い出したときに、経験上、
良い点が弱みで、
悪い点が強み
の場合が多いことです。

この壁をどう見極めるかは、実践からしか得られない解決力だと思いました。

本に書いてあることを参考に、実際に問題を解決してみると、内容がよく理解できるだろうと思われました。

優先順位づけも、組織の一部の一人や二人でやっていては、不十分で、
組織全体で一度やってみて、分布を把握することが大事だと思いました。

本書の中で印象に残った箇所を1つだけ挙げるとするならば、それは
ABC分析のBとCの考え方です。

80：20の法則なども信用できる考えなのですが、
ふと立ち止まり、その20に何も無いのか？と
考える視点の違いを知ることができました。

本書を読まなければ、一生気付かないか、または
かなりの遠回りをしてBとCの考え方にたどり着いたのかもしれません。
新たな気付きにありがとう。

ところで、マイナス星１つとしたのは、目新しいものが
少なかったように感じた点です。
ただ、それは私がそう思い込んでいるだけの可能性も
大きいかと思いますが。

『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』、『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』に続く第3弾。前2作は未読だが、両方ともベストセラーになってるらしい。

新書版の大きさで内容もそれなりかと思っていたが、結構読みごたえがある。問題解決の手法、考え方が凝縮されているような感じ。

この本も勝間氏の著作同様、フレームワーク思考の重要性を説いているが、著者が経営コンサルタントだけに、より実例等をまじえ、分かりやすい本になってる。より、実践的な本といえる。

自分に会計の知識が欠けているのを痛感。自治体でも公会計制度が導入されるとなると、今のうちに勉強しておかなければ...

前2作も読んでみよう。

　個人事業主が、利益がでない、そのヒントとしてして読む本です。
　文体は読みやすく、例が豊富なので、すんなり、頭に入ってくる感じです。
　ただ、知識の奥深さはないので、そのあたりは別の本で補っていく必要があります。
　個人的には、この本を読んで、さらに知識を付けたい人への文献を載せてほしいと思いました。
　ただ、アマゾンで調べれば十分なのでしょうけど。