TECHGIANに掲載された漫画の単行本。
氏の漫画は面白く読んでいて飽きない魅力がある。
しかし、もう少し装丁をがんばれなかったのか？
アマゾンの画像をみても、本屋で実際手にとってみたが
どうも魅力を感じなかった。
タイトルロゴだったりもう少し頑張った方がよいです。
中身が面白かったのに残念です。

他のレビュアーの方がおっしゃる通り、
前巻に比べると物語の核となるストーリー（本編）の進行は滞り気味ですが
普通に漫画として面白かったです。
この漫画面白いな〜と思ってる単行本派の自分としては
できるだけ長く続いて欲しいですしね。
（そう考えるとラスト1話が急展開過ぎな気がして怖いんですが）

次巻で終わったりとかして欲しくない期待している漫画です。
ある意味歴史に残るバカ漫画（褒め言葉）だと思う。

シリーズの4作目は『TECHGIAN』誌に掲載の二十話から二十六話を収録しています．

チャンバラ劇での立ち回りなど動きのある場面をビシッとキメたと思ったら，
絵や会話はもちろん，その隅っこや間でも楽しませてくれるユーモアの数々と，
締める所と緩める所，絵だけでなく演出の切り替えが面白く楽しませてくれます．

ただ，人物の過去や因縁に触れるなど少し長めの話があった前巻に比べると，
本巻はそれぞれ単独の話が3本，続刊へ繋がる話が1本という構成になっており，
物語の根幹に触れるような部分が最後の話にしかないのはちょっと物足りません．
前巻で期待させられた新しい展開も無く，もう少し物語を動かして欲しかったです．

なお，恒例（？）となった巻末特別絵巻（おまけマンガ）はジブリ作品のパロディ．
カバーイラストが初めて二人になり，それを外すとこれまたバカバカしいイラストが．
ギャグ要素は前巻より薄めでしたが，最初から最後まで本編以外でも楽しめる1冊です．